要支援者の機能を改善!通所型サービス(短期集中)について

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通所型サービス(短期集中)とは

目的

  •  心身の機能が衰えていく大きな要因として、活動量の低下(生活不活発病や廃用症候群などといいます。)が挙げられます。
  •  病気やケガで入院するなど、活動量が低下することで衰えた機能は、再び活動量を増加させることで元に戻ります。
  •  通所型サービス(短期集中)では、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、管理栄養士等の専門職が、利用される方の個別の状況を踏まえ、社会参加の促進(活動量の増加)に向けたアドバイスを行います。
  •  そうしたアドバイスを受け、自ら活動量の増加を意識した生活を送ることで「元の生活」を取り戻すことを目指します。

いつだれが利用できるのか

介護保険の要支援認定(要支援1又は2)を受けた人が、原則3か月間、利用することができます。

どこで利用できるのか

寝屋川市から指定を受けた事業所を利用することができます。

事業所の送迎車で、自宅から事業所まで送迎サービスを受けることもできます。

 本ページ上部の事業所一覧をご覧ください。

どのようにすれば利用できるのか

介護予防サービス・支援計画に基づいて利用する必要があります。

計画の作成については、担当圏域の地域包括支援センターにご相談ください。

利用料金はいくらかかるのか

  •  12回(3か月)まで無料で利用することができます。
  •  3か月利用後、継続して利用を要する場合は、最長3か月間延長することができ、その場合、1回1,000円で利用することができます。

利用者の声

立道氏画像

週1回の短期集中が待ち遠しくて毎回、楽しみに行っていました。腰痛がひどくて始めは職員さんに抱えてもらいながら歩いていたのに、3ヵ月経つ頃には一人で歩けるようになりました。通わせてもらい生活が変わりました。本当にありがとうございました。

令和5年度短期集中通所型サービス表彰式を開催しました

表彰式の写真

令和5年11月2日に、高齢者の自立支援に多大な貢献をしてくださった『短期集中通所型サービス』提供事業者を称えるため、短期集中通所型サービス表彰式を開催しました。

令和4年度においては、市が指定した市内9事業所が『短期集中通所型サービス』を提供し、延べ384人 が『短期集中通所型サービス』を利用されました。

今回、令和4年度に『短期集中通所型サービス』を提供した9事業者のうち、利用者の卒業率が高かった上位3事業所を表彰しました。

※ 介護保険サービスの利用を終了することを「卒業」といい、利用者に対する卒業者の割合を「卒業率」といいます。


 

受賞事業所

・医療法人河北会 リハビリデイ河北

・医療法人一祐会 ハーモニィー・ワンセルフ

・有限会社デイケアネット 寝屋川中央リハビリセンター

広瀬慶輔市長コメント

市長画像

シルバー世代の皆さんが健康で、自らの力で自らの生活ができるということが、最後まで住みなれた地域で生活をするための基礎になるだろうと思っています。我々も行政としてしっかりと役割を果たして、シルバー世代の皆さんの不便がないような街を作っていきたいと思いますが、健康や生活の維持というところに関しては、優れた知見を持つ皆さんのお力添えがどうしても必要だという思いの中で、こうした事業展開をさせていただいております。実績上位の事業所を公表することで、市内事業所のレベルが上がり、市民の皆様の生活の質が向上することに繋がると思っております。

受賞事業所コメント

山田氏画像

・医療法人河北会 リハビリデイ河北 山田 隆司 様

要支援者の方々に元気になっていただくだけではなくて、元気になって、私の手伝いをしてもらえないかというところを考えて、1年間やって参りました。実際に元気になった方の姿を、今の利用者が目の当たりにすると、私も元気になれるかもしれないと火がつくというのがあるんですよね。そういうところが、この卒業率に繋がったんじゃないかなと思っております。今も毎週10名ほどの方に来ていただいて、いろいろ助けていただきながら実施しているんですが、高齢者が元気になっていくのを間近で見れる、本当にいい事業だなと思っております。

吉川氏画像

・医療法人一祐会 ハーモニィー・ワンセルフ 吉川 友晴 様

ハーモニィー・ワンセルフでは、いろいろな生活をされている利用者や障害のある方もいますが、やる気になってきたら、すごい可能性があるということを、ここ2年で感じております。利用者がそれぞれの目標をしっかりと持って、僕らが伴走支援することを意識して取り組んでいると、おのずと利用者がすごく頑張っていろいろなことができるようになっていくのを実感しています。これからも要支援者の方々の可能性を信じて取り組んでいきたいと思っております。

中森氏画像

・有限会社デイケアネット 寝屋川中央リハビリセンター 中森 諒 様

ケアマネジャーや包括の方、高齢介護室といろいろ意見を出し合いながら、卒業に繋げていく形で、こうやって卒業率3位というのをいただけて、1年間頑張ってきてよかったなと思います。今後もそういう職域の違う方と意見を交わしながら、寝屋川市に元気な高齢者をどんどん増やしていけるよう、今後も頑張っていきたいと思います。

過去の表彰式の様子

市内事業所が、第12回「健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働大臣優秀賞を受賞されました!

表彰式の写真

▲表彰式の様子

寝屋川市内の通所型サービス(短期集中)事業所であるリハビリデイ河北が、厚生労働省主催の『第12回 健康寿命をのばそう!アワード(介護予防・高齢者生活支援分野)』で、厚生労働大臣優秀賞(団体部門)を受賞されました。

「健康寿命をのばそう!アワード」とは、介護予防・高齢者生活支援への貢献に資する優れた自助努力活動等を行っている企業・団体・自治体を表彰し、もって、個人の主体的な介護予防・高齢者生活支援の取組につながる活動の奨励・普及を図ることを目的としたものです。介護予防・高齢者生活支援分野については、地域包括ケアシステムの構築に向け、地域の実情に応じた優れた取り組みを行っており、かつ、それが個人の主体的な取り組みの喚起に資するような取り組みを行っている企業・団体・自治体から43件の応募を受け、有識者による評価委員会で審査・選出された取り組み事例から、リハビリデイ河北の取り組みが厚生労働大臣優秀賞に選ばれました。

参考

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

高齢介護室
〒572-8566
大阪府寝屋川市池田西町24番5号(池の里市民交流センター内)
電話:072-824-1181(代表)
ファックス:072-838-0102
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更新日:2023年12月18日