法安寺木造聖観音坐像
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[読み方]ほうあんじもくぞうしょうかんのんざぞう
[所在地] 寝屋川市下神田町17番5号
高さ100センチメートル、像の高さ57.4センチメートルのヒノキづくりの観音像です。
両目を見開いた明快な表情、正面から側面にかけて強く曲がる面の取りかた、奥行きのある重々しいからだつき、 胸を張って上体を直立させた姿勢、裙折返部背面(くんおりかえしぶはいめん)のにぎやかな衣縁の意匠などに、 時代的な特徴がよく示されています。制作は鎌倉時代、13世紀前半と考えられます。
本市における数少ない鎌倉彫刻のすぐれた作品として貴重です。
通常は非公開です。
更新日:2025年01月14日