からくり樋
ページID: 3185
寝屋川市の歴史
寝屋川市の文化財
からくり樋 (南水苑町-萱島東三丁目)
ごめんなさい
写真ありません
寝屋川市のマスコットキャラクター
はちかづきちゃん
木田地区は低地にあるので、周囲からの水を防ぐために「囲い堤防」が設けられました。
からくり樋の悪水は寝屋川に流れ入るようになり、その水路は農耕用または舟運に使用されました。そのはけ口は萱島地区から寝屋川に流れていますが、水位が低いため悪水の排除に苦しんだそうです。そこで、閘門(こうもん=水量調節のセキ)を設け木田側の水位を高めたのですが、その開閉は当初人力で行なっていました。
後に機械仕掛けになり、当時としては画期的な工事で「機械」という言葉もなかったため「からくり樋」といわれるようになりました。
二十箇用水から引いた灌漑(かんがい)用水は、地区を縦横する井路筋によって田をうるおします。その排水は、からくり樋を経て萱島へ入り、寝屋川に流入します。
更新日:2021年07月01日