上垣内遺跡
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寝屋川市の歴史
寝屋川市の文化財
上垣内遺跡(かみがいといせき)
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上垣内遺跡(旧国守遺跡)は、市東部の海抜30メートルの丘陵に位置し、国鉄片町線(現JR学研都市線)の複線化工事に伴い、行われた発掘調査によって新しく発見された遺跡です。昭和51年(1976年)のこの調査は本市初の発掘調査です。
調査は線路敷の拡幅される幅3メートルのせまい部分で行なわれ、中世(13~15世紀)の柱穴・井戸 ・石組遺構等が見つかりましたが、それらの性格や広がりはよくわかりませんでした。出土した遺物には、古墳時代後期(6世紀)・飛鳥・白鳳時代(7世紀)・中世のものがあります。この中で6、7世紀の遺物の出土については、付近に所在した多数の古墳に関連する集落の存在が推測されます。また中世の集落は近くを通る東高野街道に関連したものと考えられます。
また、その後の調査によりJR学研都市線から西にも遺跡が広がることがわかり、その一帯を含め、小字名から上垣内遺跡と呼んでいます。
更新日:2024年02月15日