高宮八丁遺跡出土櫂(たかみやはっちょういせきしゅつどかい)

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高宮八丁遺跡より出土された細長い形をした櫂の写真
  • 【出土場所】
    高宮
  • 【保存場所】
    埋蔵文化財資料館
    (寝屋川市打上宮前町3-1中1番館1階)

櫂は長さ173.1センチメートル 、柄の直径4センチメートルの木製品で、弥生時代の遺品です。1986年 (昭和61年)に初町の高宮八丁遺跡から出土しました。

小型の丸木舟をこぐために使われたものと考えられます。

櫂の両端に水かきがある形は類例が少なくめずらしいものです。

埋蔵文化財資料館周辺の地図

出土遺跡周辺の旧地形を復元すると、南側には古代河内潟(湖)が広がり、漁労や物資の運搬に舟が活躍していたと推察されます。

この櫂は、弥生時代の漁労道具や遺跡のようす、住んでいた人々の生活を考えるうえで貴重な資料です。

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更新日:2021年07月01日