高宮八丁遺跡出土勾玉(たかみやはっちょういせきしゅつどまがたま)
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- [出土場所]
高宮 - [保存場所]
埋蔵文化財資料館
(寝屋川市打上宮前町3-1中1番館1階)
勾玉は、長さ3.3センチメートル、幅2センチメートル、厚さ0.8センチメートル、重さ10.6グラムで淡緑色をした硬玉 (ひすい) 製のものです。
全体は「C」字形で、幅広く偏平な形をし、腹部側が突出する「獣形勾玉(じゅうけいまがたま)」「櫛形勾玉(くしがたまがたま)」と呼ばれるものです。
同じような形の勾玉は、北部九州を中心に弥生時代の前期から中期初頭のものが知られていますが、縄文的要素の強いものです。
原石は、新潟県糸魚川(いといがわ)周辺(姫川)で産出したものと考えられ、当時の地域間交流を考えるうえで貴重な資料です。
問合先
文化スポーツ室 電話:072-824-1181(代表)
更新日:2021年07月01日