長保寺遺跡出土古代船(ちょうぼじいせきしゅつどこだいせん)
ページID: 3090
- [出土場所]
出雲町 - [保存場所]
埋蔵文化財資料館
(寝屋川市打上宮前町3-1中1番館1階)
古墳時代の船は、埴輪(はにわ)などから知られるように、丸木船の舷側(げんそく)部分に波よけの板材を加えた「準構造船」と呼ばれる形態のものです。
この資料は丸木船部分の中央付近のものと考えられます。
長さ2.4メートル、幅1.35メートル、厚さ0.1メートル、断面が弧状のものが2点あり、古代船として全体を復元すると、全長10メートル程度になると考えられます。
この資料は、古墳時代後期(6世紀)の井戸枠として再利用されていたものですが、当時の造船・航海技術や遺跡の性格を考えるうえで貴重な資料です。
問合先
文化スポーツ室 電話:072-824-1181(代表)
更新日:2021年07月01日