長保寺遺跡出土古代船(ちょうぼじいせきしゅつどこだいせん)

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長保寺遺跡出土古代船の丸木舟部分の中央付近の写真
  • [出土場所]
    出雲町
  • [保存場所]
    埋蔵文化財資料館
    (寝屋川市打上宮前町3-1中1番館1階)

古墳時代の船は、埴輪(はにわ)などから知られるように、丸木船の舷側(げんそく)部分に波よけの板材を加えた「準構造船」と呼ばれる形態のものです。

この資料は丸木船部分の中央付近のものと考えられます。

埋蔵文化財資料館周辺の地図

長さ2.4メートル、幅1.35メートル、厚さ0.1メートル、断面が弧状のものが2点あり、古代船として全体を復元すると、全長10メートル程度になると考えられます。

この資料は、古墳時代後期(6世紀)の井戸枠として再利用されていたものですが、当時の造船・航海技術や遺跡の性格を考えるうえで貴重な資料です。

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更新日:2021年07月01日