伝・秦河勝の墓(でん はたのかわかつのはか)

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竹林の右横にある2つの石灯篭の間に高さ2.42メートルの五輪塔が建てられている伝・秦河勝の墓の写真

[所在地] 寝屋川市川勝町

伝・秦河勝の墓は、秦山と呼ばれる寝屋川北岸の丘陵上にあります。

以前はこの周囲は竹林でしたが、現在は宅地開発によって、住宅地の一角に一辺11.5メートルの正方形の区画として残されています。

中央に高さ2.42メートルの五輪塔が建てられていて、地輪の四面に秦河勝の事跡や五輪塔建立の経緯などが400余字で刻まれています。

この碑文によると、現在の五輪塔は、1649年(慶安2年)に再建されたものであることが分かります。

伝・秦河勝の墓周辺の地図

五輪塔南側に一対の石灯篭が建てられているほか、五輪塔の北東側には「正六位上兼右近衛府生秦武文」と刻まれた方柱状の塔が建っています。

秦河勝は、6世紀から7世紀に秦氏の族長で、聖徳太子の補佐として活躍したことが知られています。

市内には、秦・太秦(はだ・うずまさ)といった秦氏ゆかりの地名があり、市と秦氏の関係を考えるうえで重要な資料です。

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更新日:2021年07月01日