災害時の帰宅困難者対策
はじめに
東日本大震災では、約515万人の帰宅困難者が発生したと言われており、仮に大規模災害が発生すると、大阪府全体で約146万人、寝屋川市でも約2万人の帰宅困難者が発生すると想定されています。
通勤・通学先での災害時には、「正確な情報収集」「一斉帰宅の抑制」「災害が起こる前の準備」の3つを心がけましょう。
正確な情報収集
災害発生時には、個人の自主的な情報の入手が重要になります。大阪府や関西広域連合を始め、様々な公共機関が情報発信を行いますので、正確な情報収集に努めてください。
交通情報
帰宅困難情報
防災情報
一斉帰宅の抑制
帰宅困難者が一斉に移動を始めると、混雑による集団転倒などの危険があるとともに、救命救急、消火活動の妨げになるおそれがあります。
それらを防ぐために、事業所、団体において従業員等の一斉帰宅の抑制をお願いします。
災害が起こる前の準備
事業所等では、事業継続計画(BCP)に発災時の行動パターンのルールを取り入れたり、施設内で待機できるだけの備蓄物資(3日分)や資機材を準備しておきましょう。
【災時間帯別行動パターンの基本ルール】
発災時間 |
通勤通学時 |
就業時 |
帰宅時 |
とるべき行動 |
・原則、自宅で待機、又は、自宅に戻る。 ・通勤や通学途上で事業所に近い場合は、安全確保の上、事業所に移動する。 ・通勤や通学途上で自宅にも事業所にも移動できない場合は、周辺の安全な場所で一時待機する。 ・災害対策や事業継続を行う人を除き、むやみに行動しない。 |
・事務所内、又は、施設内で待機する(来訪者含む。)。 ・外出中は、周囲の安全な場所で一時待機する。 |
・原則、事業所内で待機、帰宅途中であれば、事業所に戻って待機する。 ・自宅に近い場合は、移動する。 ・自宅にも事業所にも移動できない場合は、周辺の安全な場所で一時待機する。 |
※ 事業所における一斉帰宅の抑制対策ガイドライン(大阪府)
この記事に関するお問い合わせ先
防災課
〒572-8555
大阪府寝屋川市本町1番1号(市役所本館3階)
電話:072-825-2194
ファックス:072-825-2633
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更新日:2022年06月03日