平成27年9月15日号(蔵王池)

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いまとむかし、古き良き寝屋川からみんなが誇れる住みよいまちに…

寝屋川市は、淀川と市内の中心部を流れる寝屋川の恩恵を受け、豊かな水と緑の自然環境に包まれ、発展してきたまちです。石宝殿古墳等の文化財、茨田堤や鉢かづき姫の伝承等、文化と歴史が息づいています。
人と人とのふれあいを育む温かい人情が受け継がれ、また、互いに支え合うつながりや活動は根強く、様々な市民活動が広がりを見せています。

昭和57年ごろ

 阪口政人さん(高倉二丁目)が蔵王池を西から撮影しました。
 夭折の天才画家、佐伯祐三が大正12年に渡仏する直前、四條畷の伯父(おじ)を訪ねたときの作品「河内燈油村附近」では、池は西日を浴びて白く描かれています。絵画のような水面の様子は、埋め立て前の最後の輝きでしょうか。

左奥に山が見え池を囲むように木々が植えられ、水面にさざ波がたっている蔵王池の昔の白黒写真

…33年後…

平成27年9月

 市内で2番目に大きかった蔵王池は大半が埋め立てられました。市教育センターの横に昔の面影を残すのみとなり、佐伯祐三が正縁寺付近から描いた光景は全く見られなくなりました。
 埋め立て跡には運動公園が整備され、近くの人がゲートボールなどを楽しんでいます(撮影地…寝屋川市高倉一丁目4番)。

照明が設置されている広々とした運動公園になっているの埋め立てられた蔵王池の今の写真
網とフェンスで覆われた水の溜まっている蔵王池の現在の写真

こちらの写真は「広報ねやがわ」平成27(2015)年9月15日号に掲載しています。

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更新日:2021年07月01日