平成26年4月15日号(堀溝二丁目)

いまとむかし、古き良き寝屋川からみんなが誇れる住みよいまちに…

寝屋川市は、淀川と市内の中心部を流れる寝屋川の恩恵を受け、豊かな水と緑の自然環境に包まれ、発展してきたまちです。石宝殿古墳等の文化財、茨田堤や鉢かづき姫の伝承等、文化と歴史が息づいています。
人と人とのふれあいを育む温かい人情が受け継がれ、また、互いに支え合うつながりや活動は根強く、様々な市民活動が広がりを見せています。

昭和9年11月ごろ

完成したばかりの火の見やぐらを中心に世話役や消防団員が記念写真を撮りました。住民たちがお金を出し合って建てただけに誇らしげな表情です。制服の団員のほかは、ほとんどの人が着物姿だったことが分かります。やぐらに掲げられた万国旗が時代の雰囲気を伝えています。中央には、かやぶき屋根の民家が見えます。

… 80年後 …

平成26年4月

火の見やぐらが次々と姿を消すなか、堀溝自治会は「地区の文化財」として、約130 万円の寄付を集めて修復しました。銀色に輝くやぐらは建設当時そのまま。記念写真で人々が並んだ辺りは消防団の車庫になり、かやぶきの家は屋根瓦になりました（撮影地…堀溝二丁目）。

こちらの写真は「広報ねやがわ」平成26(2014)年4月15日号に掲載しています。

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