平成25年6月1日号(打上元町)
いまとむかし、古き良き寝屋川からみんなが誇れる住みよいまちに…
寝屋川市は、淀川と市内の中心部を流れる寝屋川の恩恵を受け、豊かな水と緑の自然環境に包まれ、発展してきたまちです。石宝殿古墳等の文化財、茨田堤や鉢かづき姫の伝承等、文化と歴史が息づいています。
人と人とのふれあいを育む温かい人情が受け継がれ、また、互いに支え合うつながりや活動は根強く、様々な市民活動が広がりを見せています。
特集 懐かしきわがまちの風景
打上・弘法井戸
昭和40年冬ごろ
左手前に写りこんだ石組と桶のお陰で、東高野街道沿いにある弘法井戸周辺だと分かりました。井戸は日照りのときでもかれることがなく、旅人たちの渇きを癒(い)やしたことでしょう。
井戸は今もコンコンと水をたたえ、ひしゃくですくうと冷たいほど。そばに「弘法観念水」の石柱がありました。昭和50年に府道枚方富田林泉佐野線が開通、車が行き交うなか、ここだけは時が止まったようです。
(撮影地…寝屋川市打上元町15番)

… 48年後 …
平成25年4月

打上・四ツ辻
昭和40年冬ごろ
石の道標には「東 ならいせみち」とあります。打上の四ツ辻は、南北に東高野街道、東西に奈良伊勢道が交差する交通の要衝でした。はるかに生駒山系の稜線がくっきり見えます。道路に溝掃除のゴミが集められています。
道標は安政4年(1857年)に、酒屋の勘兵衛さんが父母のために建立したそうです。道路の向こうにスーパーが進出、生駒山系の稜線は見えなくなりました。東高野街道を南に下ると、すぐに東寝屋川駅前のロータリーに出ました。
(撮影地…寝屋川市打上元町15番)

… 48年後 …
平成25年4月

東寝屋川駅前のロータリー
昭和51年春
阪口政人さん(高倉町)が撮影した1枚です。一面に生い茂るのは、夏草でしょうか。細い地道が続く中央右手あたりが現在の東寝屋川駅前のロータリーです。田んぼが残る田園地帯は、数年後にその風景を一変します。
昭和52年に商業施設が進出、54年には東寝屋川駅が開業しました。駅前にロータリーが整備され、店舗付きマンションもできました。中央左に今も民家がありますが、かつての草深いイメージはどこにもありません。
(撮影地…寝屋川市打上元町14番)

… 37年後 …
平成25年4月

こちらの写真は「広報ねやがわ」平成25(2013)年6月1日号に掲載しています。
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更新日:2021年07月01日