平成30年3月号「一期一会の記念メダル集め」 嶋谷徹さん(東大利町)

ページID: 7132
記念メダルがアルバム集ファイルに収められ、盾に入っているメダルを持っている嶋谷徹さんの写真
頂上に上り記念写真を撮っている次男、行将さんの写真

嶋谷徹さん(東大利町)

 観光地でよく見かける名前や日付が刻印できる記念メダル。嶋谷徹さん(53歳)は次男、行将さん(17歳)と10年かけて全国47都道府県、約300か所を訪ね700個余りを集めました。
 きっかけは平成19年の春、祖母に和歌山城でメダルを買ってもらった当時6歳の行将さんが「他のメダルもあるの?」と興味を持ったこと。親子で各地を巡るようになり、車中泊しながら、何か所も回るのがお決まりのパターンです。
 記念メダルの魅力は、「他のコレクションとは違って、一個一個のメダルを見ると集めたときの思い出がよみがえるところ」だと言います。
 最も思い出深いのは、平成20年8月に手に入れた富士山メダル。車で行った五合目の土産物店で「登頂記念」と書かれたメダルを見て、「頂上に登ったら買おう」と約束しました。まだ7歳だった行将さんは「もう無理!」と音をあげることもありましたが、嶋谷さんが励まし、足場の悪いところでは抱え上げながら、頂上まで13時間半かけ往復して手に入れ、刻印しました。
 既に全国を一巡したものの、今後もデザインが変わったり、新たな施設で販売が始まったりするので、集めるメダルがなくなることはないと言います。メダルを入手した場所は、自身のホームページでメダルの画像、販売機の位置、観光地情報を写真や動画付きで紹介。訪ねたのに記念メダルがなかった場所は、「販売希望場所」としています。
 嶋谷さんはメダルを集める良さを広めたいと考えるようになり、オリジナル記念メダルの製作を思い付きました。大阪市のメダルメーカーの協力を得て、カメラやスマートフォンの写真から自分だけの1個を作れるようにしました。「子どもの誕生から成長記録、記念日、ペットなど、一人一人残したい思い出はあるはず」と言います。詳しくはホームページ「親子記念メダル収集のススメ」で紹介しています。

この記事に関するお問い合わせ先

企画三課
〒572-8555
大阪府寝屋川市本町1番1号(市役所本館2階)
電話:072-813-1146
ファックス:072-825-0761
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2021年07月01日