平成28年11月号「フラメンコのソロリサイタルを開く」 出水宏輝さん(摂南大学4年生)
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大学生でありながらフラメンコのプロダンサーとして活躍、本場・スペインに留学した摂南大学外国語学部4年、出水宏輝さん(22歳)のフラメンコソロリサイタルが11月21日(月曜日)、アルカスホールで開かれます。
出水さんは小学校5年生のとき、四條畷市のフラメンコ教室に通い出した母親に付いて行き、まずギターに惹かれました。「ギターを習いたい」―それがフラメンコとの出会いでした。
フラメンコは舞踊、歌、ギターの三位一体で構成します。出水さんはギターから始め、歌、舞踊を習い、14歳の時にプロの舞踊家としてデビューしました。
フラメンコを当時の親しい友人に説明しても「バラを口にくわえてスカートを振る踊り?」というぐらいにしか理解されなかったと笑います。
「フラメンコの魅力は、自分と向き合えること。鏡を通して、自分という人間がよくわかります」
大学ではスペイン語を専攻。2年生のときにフラメンコをアピールし、官民協働留学促進プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」の第一期生として1年間、スペインに留学しました。
現地では、大学で語学を学ぶかたわら、長年あこがれていた現代フラメンコの第一人者、ファルキート氏に師事。ステップなどの技術のほか、フラメンコの神髄を学びました。
ソロリサイタルは、大学に入学したときからの念願。「両親やこれまで支えてきてくれた人たちのために、学んできたことを全て出し切りたい」と、意欲を見せています。
更新日:2021年07月01日