平成28年9月号「「自然」への道案内」 寝屋川市自然を学ぶ会(池の里市民交流センター内)

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資料を見ながら地面に生えている草花を観察している寝屋川市自然を学ぶ会メンバーの写真

寝屋川市自然を学ぶ会(池の里市民交流センター内)

 「自然はおもしろい」をテーマに活動を続けている「寝屋川市自然を学ぶ会」(山田晃会長)が発足して16年。地域に密着した活動は高く評価され、昨年、府の「おおさか環境賞」準大賞を受賞しました。
 「(自然観察会などを通して)自然の面白さ、素晴らしさへの認識が確実に広まってきましたね」発足時から昨年まで会長を務めた足立堯さんは、そう顔を綻ばせます。
 市制施行40周年(平成3年)に発刊された「わたしたちのまち 寝屋川の自然」の調査・研究で集まったメンバーが「自然体験の場を」と会を結成。市民に開かれた学習の場を目指してきました。
 事務局の渡辺俊之さんは「ここまでやって来られたのは、行政からいろんな同好会まで、関係団体と横の連携を大切にしてきたのが大きい」と話します。
 会員は約190人。季節ごとの自然観察会のほか「夏休み子ども自然教室」などを開いています。主な会員は「市自然資料施設運営スタッフの会」にも所属、木の実を使った工作などを指導しています。
 「今後の課題は、もっと若い人に入ってもらうこと。寝屋川の自然も捨てたものやない、ということを知ってもらいたいですね」と、会長の山田さん。役員の中には小・中・高校の元校長もいますが、渡辺さんは「ここへ来たら、みんなおっちゃんとおば
ちゃん。好きなことをして役に立てれば最高です」と、笑います。
 会員の元の職業は様々。入会してから鳥や昆虫を勉強、すっかり専門家になった人もいるそうです。子ども心に返って、身近な自然に触れるのもいいですね。

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更新日:2021年07月01日