令和2年3月号「将来はミュージカル女優に」 櫻木綾乃さん

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3冊の台本を持って笑顔で写っている櫻木綾乃さんの写真

櫻木綾乃さん

舞台上に集まって手を伸ばしたり、口元を押さえたりして熱演している子供たちの写真

熱演する櫻木さん(中段右端)

「将来はミュージカル女優に」子役で奮闘する

櫻木綾乃(さくらぎあやの)さん(10歳・緑町)

 子役が輝くファミリーミュージカル。市立田井小学校4年生の櫻木綾乃さんは、将来のスターを夢見て多くの舞台に挑んでいます。

母と公演通い大好きに!

 ミュージカルに興味を持ったのは、宝塚歌劇ファンの母親の影響です。4歳のとき、一緒に「ライオンキング」の公演を見に行って大好きになりました。同じ頃に始めたピアノの先生が声楽の指導もしており、歌も基本から習うようになったのです。
 子ども向けのミュージカルは上演都市ごとに子役を募ることが多く、櫻木さんも2年生のときに応募。このときは出演できませんでしたが、翌年、冒険物語の「ズボン船長」大阪公演のオーディションに合格しました。
 初めての役は船長の友人の孫でした。「せりふは少しでしたが、同じ年ごろの子たちと歌ったり踊ったりできて楽しかった」といいます。
 昨年は「オリバー・ツイスト」や「赤毛のアン」のステージに立ち、12月には2度目の「ズボン船長」に。「いつも最初は緊張しますが、どの公演も練習の成果を出せました」と笑顔で話してくれました。

歌詞も皆で考え面白かった

 今年は2月29日と3月1日に5回目の舞台となる「絵のない絵本」の大阪公演に出演。原作のアンデルセンと月の会話を中心に物語が展開する8話構成で、櫻木さんは子どもの施設などで繰り広げられる第5話で歌やダンスを披露します。
 稽古は昨年9月に始まり、週末に大阪市内の練習会場に通いました。「12月から平日の練習も増えましたが、台本にない細かい設定や曲に合った歌詞を皆と考えながら作ってきたので、すごく面白かった」と話します。

もっとたくさん舞台に出たい

 稽古がない日もバレエや演技のレッスンを頑張っていますが、「やっぱり歌うのが一番好き」。寝屋川文化芸術祭の「歌うま選手権」ではミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の歌の一つ「ドレミのうた」で本選に出場し、日頃のボイストレーニングの成果を披露しました。
 将来の目標はもちろんミュージカル女優。「もっと舞台に出て、いろんなところで活躍できる女優さんになりたい」と、夢を膨らませています。

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更新日:2021年07月01日