令和元年10月号「『鉢かづき姫』をテーマに演劇を上演」 青木智之さん

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鉢かづき姫の像の横に立っている青木さんと中原さんの写真

単独公演を成功させた青木さん(右)と中原さん(鉢かづき姫の像と)

舞台上で着物を着た人たちの演劇が披露されている写真

「Pot Putting Princess」の舞台

「鉢かづき姫」をテーマに演劇を上演

青木智之さん(楠根北町)

 小学生のときに鑑賞した人形劇で、すっかりファンになったという寝屋川市に伝わる民話の「鉢かづき姫」。その思いが募って劇団を立ち上げ、このおとぎ話をモチーフに自ら書いた脚本で単独公演を成功させました。
 劇に興味を持ったのは高校に入ってから。「お笑いからアングラ芝居まで幅広く見ましたが、例えば一つの笑いを生み出すために、どのような段取りを踏んでいるのかという構成面に目が向きました」
 龍谷大学の演劇部でも役者ではなく、専ら脚本と演出を担当。このときの経験が今回上演した「Pot Putting Princess」にも生かされました。
 3年前、OBを中心に劇団「抜きにくい釘」を結成し、代表に。「設定もストーリー性も、これほどしっかりしている民話はなく、演劇にぴったり」と、70ページに及ぶ上演時間45分の脚本を一晩で書き上げました。
 「踊りや歌、音楽をふんだんに取り入れ、楽しい内容にしました」。これまで演劇祭などで上演し、7月に京都市内の小劇場で初めての単独公演。4回全て満席となり、大成功でした。
 鉢かづき姫を演じた中原茜さんは「シンデレラストーリーのような話で、わかりやすい演出も共感を得たのでは」と話しています。
 劇団は元々、介護施設や小学校での公演を中心に活動。「寝屋川市でもぜひ公演を実現し、皆さんに喜んでもらいたい」と意欲を見せています。

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更新日:2021年07月01日