古川雨水幹線バイパス管工事
全体工事概要
古川雨水幹線バイパス管工事は、萱島ポンプ場へ効率的に雨水を集めるとともに、本市西部地域の雨水が集中する古川水路の雨水流量の負担を軽減するために、府道木屋門真線の地下に直径2.4メートルと直径1.0メートルのバイパス管を埋設する工事です。計画区間は、直径2.4メートルのバイパス管は寝屋川市立第二中学校から中神田町4番先までの約1,880メートルの区間、直径1.0メートルのバイパス管は寝屋川市立第二中学校から池田三丁目1番先までの約450メートルの区間となります。
工事概要
工事場所
寝屋川市池田西町地内（トンネル発進基地）～中神田町地内（トンネル到達基地）
バイパス管の構造
・シールドマシンによるトンネル掘削
・仕上り内径：直径2.4メートルのRCセグメント
・土被り（地中深さ）：GL-13.98メートルから-15.42メートル
・延長：約1,880メートル
シールドマシン（参考）
トンネル坑内（参考）
受託者：日本下水道事業団
施行者：戸田・ハンシンJV
契約期間：令和4年3月25日から令和7年7月31日
作業時間及び休日
作業時間
・原則として午前8時より午後6時までとします。
・午後5時30分の作業終了後に、安全点検・片付けを30分程度実施してから退場します。
・シールド工事期間中は防音ハウス内で終日作業となります。
作業日
・月曜日から土曜日とし、原則として日曜日・祝日は休日とします。
特別作業
下記のような作業は、時間外（夜間を含む）や休日に作業を行う場合があります。
・作業時間前の工事関係車両の出入り
・特殊車両の搬入、搬出等について、所轄警察署や関係監督官庁からの指示、指導のある場合
・安全管理上、途中で中断できない作業
・騒音、振動の少ない作業
・緊急を要する作業（台風対策等安全対策が必要とされる場合など）
周辺環境対策及び安全対策
・工事中の騒音、振動、粉塵抑制及び落下防止のため、仮囲い等で施工範囲を養生します。
・騒音、振動を伴う重機作業では、低騒音、低振動重機を採用し騒音、振動の低減化に配慮します。
・仮囲いに週間作業予定表を提示します。
・特定建設作業があるため、騒音（上限85デシベル）、振動（上限75デシベル）以下となるよう作業します。
・工事関係車両により周辺道路を汚さないよう、工事車両退出時にタイヤを洗浄します。なお、汚してしまった場合は速やかに清掃、復旧します。
・火災防止として火器取扱責任者を選任して管理させ、指定箇所に消火器等を設置します。
近隣建物等の保全
周辺建物などや施設に損傷を与えないよう立案・計画し工事に取り掛かりますが、万一、当工事に起因して近隣家屋等に損傷が発生した場合は、協議の上、現状復旧や補償をさせて頂きます。
進捗状況
市総合センター（解体工事中）と市立第二中学校の敷地を借りて築造していました深さ約20メートルの立坑（縦に掘った穴）が5月末に完成しました。
現在は、シールドマシン（トンネルを掘るための機械）製作をしているところです。
立坑写真
立坑写真
浸水対策工事を行っています
工事看板
工事看板
市総合センター（解体工事中）と市立第二中学校の敷地で「どのような工事をしているのか？」
市立第二中学校側の工事フェンスに古川雨水幹線バイパス管工事概要をPRするための看板を設置しました。
更新日：2023年06月26日