血管老化の進み方
私たちが毎年歳を重ねていくように、血管もまた老化を進めています。
その老化を進める鍵となるものが「血圧・血糖・脂質」です。
これらの項目は、どのように血管の老化を進めるのでしょうか。
血管の拡大図
血管の壁は3つの層からできていて一番内側を内膜といいます。
内膜は、水風船のような細胞が一列に並んでいるだけの薄い膜です。
血液はこの内膜の内側を流れています。
血管の断面図


血圧
血圧は、内側から外に向けて血管の壁を押し広げる力です。
この力が強すぎると、内膜(水風船)を壊していきます。

血糖
血糖値が高くなると血管の壁の表面に糖分がベタベタくっついたり、壁の中に浸み込んだりして血管を傷めます。

脂質(中性脂肪・コレステロール等)
血管の壁の中に浸み込み、プラークという瘤を作ります。
内臓脂肪の蓄積
内臓脂肪がたくさん溜まると血管老化を進める物質を出します。逆に少なくなると若さを保つ物質を出します。
このようにして血管の老化が進むと、血管壁は厚く硬くなり、血管がどんどん詰まってきます。
血管の老化が進むと、脳梗塞・心筋梗塞・慢性腎臓病(CKD)などにつながります。
血管の老化速度が上がらないよう、今すぐブレーキをかけることが大切です!!
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更新日:2021年07月01日