高宮ポンプ場整備事業(概要)
高宮ポンプ場整備事業は、寝屋川北部流域関連公共下水道事業計画に基づき、国道(旧)170号以東の丘陵地の雨水排水を一級河川讃良川へ円滑に排水させる事業です。ポンプ場を小路南町2番先に建設するとともに、小路南町2番先付近から秦町2番先付近までの国道(旧)170号の地下に直径2.6メートル及び1.65メートルの雨水管を埋設することで、これまで雨水が流入していた萱島地域等(高宮ポンプ場整備事業概略図参照)の浸水対策を推進します。
高宮ポンプ場整備事業の工事に着手
平成28年度より、高宮ポンプ場整備事業(総事業費約89億円、完成目標年度令和5年度)の工事に着手します。同事業は、国の社会資本整備総合交付金(補助率1/2)の財源を活用して整備するものです。
平成28年度は、掘削機械の製作をはじめ、掘削機械を設置する立坑の築造等に着手します。
下の図は高宮ポンプ場の完成イメージ図です。(事業の進捗により変更することがあります。)
整備概要
- 幹線管渠 内径2,600ミリメートル 延長約867.5メートル 内径1,650ミリメートル 延長約943.5メートル
- 雨水ポンプ場 排水量 毎秒10立方メートル
- ポンプ 直径1,350ミリメートル 2台 直径900ミリメートル 1台
- エンジン ディーゼルエンジン 3台(先行運転待機型)
25メートルプール(8コース)の1杯分の雨水を、およそ1分間で排水する能力を有するポンプ場です。
高宮ポンプ場整備事業概略図 (PDFファイル: 505.7KB)
高宮ポンプ場整備事業における発進立坑築造を着工
平成29年度は、掘削機の発進立坑の築造に着手しました。
平成29年10月 高宮ポンプ場整備事業で発進立坑の掘削が完了
高宮ポンプ場整備事業秦高宮雨水幹線建設工事で使用するシールドマシンの発進立坑の掘削が完了しました。
- 立坑の大きさ:9.5メートル×6.5メートル
- 深さ:17.3メートル
平成29年12月 高宮ポンプ場から一級河川讃良川へ雨水を放流する吐口・放流渠工事に着手
基礎杭工(鋼管杭)
鋼矢板工
平成30年1月 高宮ポンプ場から一級河川讃良川へ雨水を放流する吐口・放流渠工事の掘削が完了し、ボックスカルバートを設置
掘削幅8.05メートル 掘削深さ5.62メートルから4.62メートル
平成30年1月 シールドマシン搬入
高宮ポンプ場整備事業で使用するシールドマシンが1月に高宮ポンプ場建設用地(寝屋川市小路南町2番)に搬入されました。
現在立坑内では、シールドマシンの組み立てが順調に進んでいます。機械の安全を入念に確認した後、2月にトンネル掘削に入ります。
高宮ポンプ場整備事業起工式
平成30年2月15日(木曜日)に高宮ポンプ場整備事業の起工式を執り行いました。高宮ポンプ場建設予定地を会場に、北川法夫市長出席のもと「エイ、エイ、エイ」の掛け声とともに鍬入れ式、久寿玉開披を行いました。
今回着工する高宮ポンプ場整備事業は、浸水に対する不安を払しょくするため、浸水対策の根幹事業として、高宮ポンプ場並びに秦高宮雨水幹線を建設するもので、総事業費約88億2千万円、平成33年度の完成を目指します。
各種施策・事業を着実に推進し、市民の皆様に、住みたい、住み続けたいと思っていただける「笑顔が広がるまち 寝屋川」の実現に、全力で取り組んでまいります。
上下水道事業管理者
高宮ポンプ場整備事業 秦高宮雨水幹線の掘進を開始!
本市中央部の浸水の軽減を図る「高宮ポンプ場整備事業」の秦高宮雨水幹線シールドトンネル工事がいよいよ掘進開始の運びとなりました。
「高宮ポンプ場整備事業」秦高宮雨水幹線は、仕上がり内径2.6メートル、延長約870メートル、仕上がり内径1.65メートル、延長約940メートルの地下トンネルで、泥土圧親子シールド工法により高宮ポンプ場建設用地内の発進立坑から旧国道170号の地下約14.1メートル~4.7メートルを北進します。
2月16日(金曜日)からトンネル掘進を開始しており、今後は、シールドトンネル工事を推進するとともに、高宮ポンプ場(毎秒10立方メートルを一級河川讃良川へ放流)の建設を進め、平成33年度の完成を目指します。
更新日:2023年09月22日