令和7年度予算

一般会計予算1,044億8,000万円

 社会保障関連経費の更なる増大や、公共施設の老朽化に伴う更新費用に対して、このまま対策をとらなければ、将来の市民サービスの質・量を維持することが困難になる恐れがあることから、事業の選択と集中を図る中で、未来への必要な「投資」を戦略的に進め、「選ばれるまち」の実現につながる予算編成としました。

一般会計は1,044億8,000万円で、令和6年度予算より53億9,000万円増加しています。特別会計は519億6,400万円（対前年度15億4,700万円減）、公営企業会計は189億4,600万円（対前年度2億3,300万円減）となり、予算総額は1,753億9,000万円で、対前年度36億1,000万円増となっています。

• 一般会計…地方公共団体の基本的な経費を計上している会計
• 特別会計…特定の歳入でまかなうべき事業のための会計（一般の歳入歳出と区別する必要があるもの）

• 市税…市民のみなさんから納めてもらう税金
• 国・府支出金…特定の目的のために国や府から交付されるお金
• 地方交付税…地方公共団体が等しく事務を行えるように国から交付されるお金
• 市債…道路や住宅の建設など、多額の経費を要し、その効果が後年度に及ぶ事業などの財源として国や金融機関から長期的に借り入れるお金

• 総務費…戸籍や住民登録、市役所の内部経費などにかかるお金
• 民生費…高齢者・児童・障害者の福祉、生活保護などにかかるお金
• 衛生費…ごみ・し尿の処理、健康増進、予防接種などにかかるお金
• 産業経済費…商業・工業・農業の振興などにかかるお金
• 土木費…道路・下水路・公園の建設や管理などにかかるお金
• 消防費…枚方寝屋川消防組合負担金や消防団などにかかるお金
• 教育費…小・中学校、幼稚園、図書館、市民体育館などにかかるお金
• 公債費…市債の元利償還などにかかるお金
• 議会費…議会の運営などにかかるお金
• 諸支出金…公共公益施設の整備などの資金にあてるための基金などへの積み立てにかかるお金

 市民1人当たりに使われる額（466,720円）が、市民1人当たりの市税収入額（140,082円）を上回ります。足りない分は、地方交付税や国・府支出金、市債などでまかなわれています。

人口：223,860人（令和7年4月1日現在）

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