寝屋川市駅周辺地区

寝屋川市駅周辺地区を対象に都市再生整備計画（令和7年度～令和11年度）を作成し、都市構造再編集中支援事業にて、都市機能の充実を図り、まちづくりを推進していきます。

寝屋川市駅周辺地区

10.5ヘクタール

令和7年度から令和11年度

• 昭和60年、寝屋川市駅第一種市街地再開発事業によって商業施設や分譲住宅等で構成される再開発ビル「アドバンスねやがわ」1号館・2号館が開業し、平成14年には寝屋川市駅の高架化の完成、駅前広場の再整備など、市の玄関口として整備を進めてきた。
• 令和3年8月にアドバンスねやがわ1号館4階に寝屋川市立中央図書館が開設され、令和7年度には旧大阪電気通信大学駅前キャンパスへの（仮称）駅前庁舎の開設、令和8年度にはアドバンスねやがわ2号館2階の駅前図書館が子育て支援機能を付加した（仮称）こども専用図書館としてリニューアルが予定されるなど、『ターミナル化構想』の推進により、「行政の首都」としての機能が高まりつつある。
• 平成30年の大阪府北部地震の影響で市立中央公民館が閉館して以降、多くの市民が生涯学習・レクリエーション活動の拠点開設を望んでおり、生涯学習施設の整備が求められている。

• 寝屋川市駅の乗降客数は5.6万人/日で、多くの利用があるにもかかわらず人の滞留が少ない状況となっており、生活利便施設・サービスの創出が必要である。
• 都市計画道路対馬江大利線の供用やターミナル化構想に基づく公共施設の設置による、新たな交通体系や人の流れに対応した駅前広場の再整備、市全体の拠点に相応しい魅力の創出が必要である。
• 市民アンケートでは、駅前空間において、「自然を感じられる空間」、「キッチンカーやマルシェなどの飲食物販売」、「ベンチなどの休憩スペース」、「玄関口にふさわしい美しい景観」など、現状で足りない機能が求められている。また、駅周辺に公園や広場が不足し、子どもが安心して遊べるスペースが少ないことから、小学生以下の子どもを持つ子育て世代は、「遊具がある公園」を求める人が多い。
• さらに、市民や来訪者を対象とした、憩う・集う・交流の場を創出し、滞留・回遊性の強化を図る必要がある。
• 市立中央図書館と既存の駅前図書館との間における歩行者の通行経路（アドバンスねやがわ1号館と2号館を結ぶペデストリアンデッキ）において、雨天時の円滑な移動のため、屋根が必要である。
• 大阪府北部地震の影響で使用できず、多くの市民が開設を待ち望む生涯学習拠点の整備が急務となっている。
• 駅東側ロータリーは、一般車とバスタクシーが混在し、一般車の違法駐車によって路線バスの通行の妨げとなっている。

• 大目標： 住んでみたい、ずっと住みたいと思える、快適・便利で魅力と活力がある玄関口の形成
• 目標1：市の玄関口にふさわしい魅力ある空間形成
• 目標2：生活に必要な施設・サービスが集積した便利な拠点形成
• 目標3：安全で利用しやすい快適な空間形成

1.デッキ・地下通路の通行量

アドバンスねやがわ1号館と2号館をつなぐペデストリアンデッキと地下通路を移動する人数

<従前値3,514人/日（令和6年度） ⇒ 目標値5,271人/日（令和11年度）>

2.寝屋川市駅周辺の満足度（全年齢）

市民意識調査において、「駅周辺が魅力ある空間であると思いますか。」の質問に対し、肯定的な回答をした市民の割合（全年齢）

<従前値45.3％（令和6年度） ⇒ 目標値54.1％（令和11年度）>

3.寝屋川市駅周辺の満足度（子育て世代）

市民意識調査において、「駅周辺が魅力ある空間であると思いますか。」の質問に対し、肯定的な回答をした20代から40代の割合（子育て世代）

<従前値46.9％（令和6年度） ⇒ 目標値53.0％（令和11年度）>

4.イベント実施回数

駅前イベント広場における1年間のイベント回数

<従前値34回（令和6年度） ⇒ 目標値54回（令和11年度）>

整備方針1

市の玄関口としてふさわしい魅力ある空間形成

（主要事業）

• 寝屋川市駅西側・東側駅前広場の整備

整備方針2

生活に必要な施設・サービスが集積した便利な拠点形成

（主要事業）

• （仮称）多目的芝生広場の整備
• （仮称）生涯学習（多機能）施設の整備
• 中央高齢者福祉センターの整備

整備方針3

安全で利用しやすい快適な空間形成

（主要事業）

• 寝屋川市駅西側・東側駅前広場の整備
• 東側駅前広場ペデストリアンデッキの整備