5 水路巡りコース

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~友呂岐緑地から水路をめぐる~

距離:約6km / 所要時間:約2時間

◆ コースの解説 ◆

・京阪寝屋川市駅西口(誘導サインあり)スタート

→(りそな銀行横)大利橋を渡って右折し、寝屋川に沿って堤防を北へ進む

→消費生活センター手前左の坂道を下り(誘導サインあり)、高架下をくぐる

→二十箇用水路に沿って続く友呂岐緑地の入口がある(誘導サインあり)

友呂岐緑地(桜木町~)

友呂岐緑地内藤棚の下のベンチ
友呂岐・二十箇水辺広場

    桜木町~下神田町までの市内を南北に縦断する全長3.5キロメートルの緑地帯です。昭和49年に併行して流れていた「友呂岐悪水路」と「二十箇用水路」の統廃合により生じた空地を活用して、桜などをはじめ四季折々を楽しめる植栽や児童公園などを整備して、市民の憩いの場として生まれ変わりました。寝屋川市駅前の「せせらぎ親水公園」を含めて友呂岐緑地として新寝屋川八景に選ばれています。

 

→友呂岐緑地内を水路に沿って進む

→400m程進むと、左側に水路が合流する地点があり、友呂岐・二十箇水辺広場へ続く橋があるので渡る

→橋を渡り左折すると水辺広場があり、さらに奥に細い橋があるので、渡って進む

→道なりに進むと、正面に池田1号公園、右側にエールこども園が見えてくる

→その左側角に野神さん(池田川)が祀ってある

池田川の野神さん (池田1丁目)

池田川村の野神さん
池田川村の野神さんの植え込み外から見た写真

    野神さんは「農神」とも呼ばれ、水田や五穀豊穰を祀る神様です。かつては市内の各村々に祀られていましたが、現在では少なくなってしまいました。池田地区はかつて川・中・下の3つの村に分かれていましたが、現在も各村で野神さんが祀られています。いずれの村でも、5月5日に農家で飼っている牛を参拝させていたそうです。池田川村では、この日には豆をまき、通りがかりの若嫁さんや娘さんにも投げかけたので、道が白くなるほどだったと伝えられています。

 

→来た道を戻り、友呂岐・二十箇水辺広場に戻る

→先ほど渡った橋を渡らず左折し、分岐した二十箇用水路に沿って進む

→カタギ食品工場角を右折し、橋を渡ると、右側に石津郵便局、左側に石津南第2ちびっこ老人憩いの広場がある

→石津南第2ちびっこ老人憩いの広場へ入り、奥の階段を上ると、国道170号線にでる

→右折し、「石津南町」交差点の横断歩道を渡る

→渡って左折し、関西電力香里変電所の塀沿いに進み、右側2つ目の角に、若宮八幡宮の参道入口がある(誘導サインあり)

→参道を進むと若宮八幡宮に到着

二十箇用水路

二十箇用水路
二十箇用水路水門

    淀川から木屋の付近で取水して、寝屋川市北部の友呂岐6か村(郡・木屋・太間・石津・田井・平池)の水田に水を供給する用水路です。後に大利・神田が利用するようになり、さらに下流の門真・大東市域の村々も利用するようになり、友呂岐6か村以外の20か村が利用する用水路となったため、二十箇用水路と呼ばれるようになりました。木屋の用水樋は昭和3年に廃止され、幹線水路から取水されるようになり、石津より南側は友呂岐悪水路と一つになり廃止されました。現在の友呂岐緑地の北側の大部分は二十箇用水路の跡地が利用されています。

若宮八幡宮 (石津中町41)

若宮八幡宮の本殿
若宮八幡宮入口にたつ鉢かづき像

    旧石津村の氏神で、産土神社とも呼ばれていました。明治12年(1879)に八坂神社に合祀されましたが、昭和28年(1953) に地元の願いにより旧社地へ新たに社殿を建て、かつてのように祭礼が行われるようになりました。

 

→参道入口まで戻り、出て右折し進む

→左側1つ目の角を左折すると、石津小学校校門に続く通学路がある

→水路にかかる橋を渡って、校門前(誘導サインあり)を右折して、水路沿いに進む

→つきあたりを左折し、道なりにすすむ

→右側に石津元町会館(誘導サインあり)を見ながら進むと、国道170号線に出るので右折する

→寝屋川導水路にかかる「新石津橋」手前の「石津中町南」交差点を渡る

→寝屋川導水路を右側に見ながら直進する

→400m程進むと、国道1号線に出るので、右折する

→「木屋第二歩道橋」を渡る

寝屋川導水路

寝屋川導水路
石津地区の寝屋川導水路

    寝屋川下流域の治水と、寝屋川の浄化を目的に、淀川左岸の木屋元町と寝屋川右岸の桜木町の間の約1.7kmに建設された水路です。淀川側には太間排水機場、寝屋川側には水門や寝屋川浄化ポンプ場が設置され水量等の調整が行われています。寝屋川の浄化のため淀川から取水した水を寝屋川に流していますが、豪雨で寝屋川が氾濫の危険となった場合、逆に寝屋川の水を淀川に流し、ポンプ場を利用して強制排水します。

 

→太間排水機場沿いの幹線水路(春には桜が綺麗)沿いを、木屋西方面に向かって進む

→「木屋西」交差点を左折し、木屋大橋を渡って、すぐ右側の坂道を下りていく

→右側に生物多様性センターの入口がある

幹線水路

幹線水路にかかる桜

    淀川に立派な文禄堤が築かれた後、淀川から直接取水することができなくなり、淀川沿いの村々は、個々に堤防内に樋を設置して取水を行っていました。しかし、堤防内に構造物を設けることは堤防の力を弱めることとなります。このため、昭和3年に枚方市から大阪市毛馬までにあった8か所の樋を廃止し、新たに枚方大橋東側に大樋管を設置して、淀川に沿って堤防の外側に大規模な用水路を建設しました。これが幹線水路です。水路の両側にはサクラが植えられましたが、年を経て枝が水路に張り出すようになり、春には市内の花見の名所のひとつとなっています。

生物多様性センター (木屋元町10)

生物多様性センター建物
生物多様性センター敷地内

    昭和30年、大阪府水産試験場寝屋川養魚場として現在の地に設置されました。府内の水辺環境やそこに生息する生き物を守るための調査研究機関です。平成19年からは水辺の生物多様性保全のための拠点施設として新たに発足し、平成30年に名称を大阪府立環境農林水産総合研究所「生物多様性センター」に改称し、大阪の生物多様性の把握・評価・保全・普及についての調査研究に取り組んでいます。

    ※施設は自由に見学できます。

■開館時間:平日9:30-17:00■ (※12月~3月は16:00まで)

 

→「木屋西」交差点の「木屋第二歩道橋」を渡る(渡った先に誘導サインあり)

→東へ直進し、300m程進むと、信号のある交差点があり、左側に鞆呂岐神社の鳥居がある

→左折し、参道を進むと、鞆呂岐神社の社殿が見えてくる

→本殿の右側へ進むと、「寄進の鳥居」と呼ばれる鳥居がある

鞆呂岐神社 (木屋町10)

鞆呂岐神社鳥居と本殿
鞆呂岐神社境内にある「寄進の鳥居」

寄進の鳥居

    美しい彩色で流造りの本殿をもつ神社です。境内の奥に「寄進の鳥居」と呼ばれる鳥居があります。「忠臣蔵」の題材となった、いわゆる赤穂事件で有名な赤穂浪士のひとり、村松喜兵衛秀直の四代目の子孫が寄進したもので、鳥居にはその名が刻まれています。

 

→来た参道を戻って鳥居をくぐり、信号を渡り、用水路に沿って進む

→用水路合流地点右側に「馬場前橋」と書かれた石碑があるので、そこを左折する

→直進し、「木屋横断歩道橋」で国道170号線を渡る

→直進し、ひまわり保育所前(誘導サインあり)を通過し、さらに進む

→商店街を通り過ぎ、線路の踏切手前を右折すると、京阪香里園駅に到着する

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更新日:2025年03月11日