1 大楠コース

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~萱島駅のくすのきをめざして~

距離:約9km / 所要時間:約3時間

◆ コースの解説 ◆

・京阪寝屋川市駅東口(誘導サインあり)スタート

→駅東側のアドバンスねやがわ1号館横の道を進み、1つ目の交差点(京都銀行前)を左折する

→100m程進むと、右側に八坂神社参道入口がある

八坂神社(八坂町11)

八坂神社の朱色の鳥居と本殿
石の鳥居と大楠

    八坂神社の創建を伝える資料は確認されていませんが、明治時代以前、牛頭(ごず)天王社や祇園社などと呼ばれていました。境内には市の保存樹であるクスノキが15本あります。最も大きなもので高さ15m・幹回りは4.83mを測り、樹齢約650年と推定されています。

 

→神社社殿裏側の出口(誘導サインあり)を出て、左に直進する

→「八坂町西」交差点の手前を右折する

→「八坂町」交差点を渡る(誘導サインあり)

→直進し、警察住宅手前の角を右折。駐車場沿いを進み、新報國橋を渡る

→幸町公園に到着

幸町公園 (幸町13-11)

幸町公園の看板と鉢かづき像
幸町公園を北から見た写真

→幸町公園を通り抜け、川沿いに進む

→桜幸橋手前を右折し、川沿いに進む

→南前川雨水ポンプ場手前を右折する

→千種庄右衛門の碑に到着

千種庄右衛門の碑(幸町14)

    国松地区の悪水は寝屋川と南前川の合流地点付近で寝屋川へ流れていましたが、川床が土砂で高くなるにつれ、悪水の排水が悪くなり、雨が続くと逆流して領内が冠水するという状態でした。そのため、千種庄右衛門という代官が人々の苦しみをみかね、川床をくぐる伏越樋(ふせこしひ)をつくり、悪水路に悪水を落とし、人々を救ったという伝承が残されています。

 

→千種庄右衛門の碑を折り返し、来た道に戻り、桜幸橋を渡り川沿いを進む

→京阪電車高架下をくぐり、水門を越えて「清水橋北」交差点を渡り、右折する

→坂道を下り、寝屋川浄化ポンプ場(桜木町ポンプ場)角を左折して、「桜木町ポンプ場」バス停前を通過。すぐ左手に友呂岐緑地北詰入口があるので左折する

→友呂岐緑地を水路に沿って桜木町まで進み、道路高架橋の下を通過後、左手坂道をのぼる

→消費生活センター横(誘導サインあり)を通過して直進する

→京阪寝屋川市駅西口のロータリー(誘導サインあり)を通過し、外島橋手前の信号を渡る

→橋の手前右側の階段をおりると、せせらぎ親水公園に到着

せせらぎ親水公園(東大利町)

せせらぎ親水公園水辺

    寝屋川市駅西口前の大利橋~外島新橋間の約220mのエリアに広がる親水公園です。平成17年に水辺の再生を図ることを目的に整備されました。

 

→せせらぎ親水公園から外島橋を渡り、信号を一つ渡ると、ベル大利商店街に入る

→直進し、ベル大利商店街を西へ抜けて直進する

→市道(西行一方通行)を進み、水路にかかる大高橋を渡ってすぐを右折。マンション横の水路に沿って道なりに進む

→左側にマンション入口を見ながら通過したら、すぐ右側に水路にかかる石橋があるので渡る

→道路(枚方交野寝屋川線)に出たら、正面に長栄寺が見える。横断歩道がないので、左折して「高柳」交差点を渡り、東へ戻る

→長栄寺に到着

長栄寺(長栄寺町)

長栄寺の山門と本堂
蔵骨器

蔵骨器

    この付近から奈良時代以前の古瓦が採集されており、古代寺院があったとされています。周辺の地名から「高柳廃寺」と呼ばれています。また、境内に隣接して聖徳太子の弟とされる茨田親王(まったしんのう)の塚と伝えられている所があります。昭和14年にその近くから火葬した骨を入れる蔵骨器が発見され、市指定文化財になっています。

 

→再び「高柳」交差点を渡り、渡ってすぐ左折し、JA九個荘手前の角を右折して、住宅街を南へ進む

→つきあたりを右折すると、市道十字路角に高柳大将軍(誘導サインあり)がある

 

高柳大将軍(高柳1丁目)

高柳大将軍の祠と鉢かづき像

    「大将軍」とは大安や仏滅などとともに暦の吉凶をつかさどる八将軍のひとつです。八将軍とは陰陽道の神で、方位の吉凶をつかさどる八神の総称です。大将軍はその中でも代表的な神で、古来より最も恐れられていました。この大将軍をこの地に祀ってからは、高柳村に平安が続いているということが伝えられています。

 

→大将軍を左側に見ながら南へ直進する

→左側にお地蔵さんが見えたら、次の角を右折する

→押ボタン式の交差点を西へ渡る

→左側に第九中学校を見ながら進むと、右側に高柳つばき公園と高柳天満宮(誘導サインあり)がある

→高柳天満宮前を通過し西へ進み、「高柳4」交差点を渡る

→交差点を渡ってすぐの角を右折する

→太陽保育園前を通過し、つきあたりの角を右折し(誘導サインあり)、小さい石橋(小境橋)を渡って、すぐの角を左折し、道なりに進む

→市道(西行一方通行)へ出てすぐ左折する

→左側に対馬江公民館があるので、公民館横を奥へ進むと、若宮神社(誘導サインあり)に到着

若宮神社(しょうごん) (対馬江西町)

対馬江公民館入口に立つ鉢かづき像
若宮神社の祠

    「しょうごん」とは対馬江地区特有の行事で、数え歳で3歳の子どもを対象に、毎年1月6日に行われていました。「とうや」でお祝いを受けた後、若宮神社の前に座をもうけ、地区の年長の子ども達を招いて、仲間入りのお礼におもてなしをします。仲間入り儀式の後、「とうや」に親たちが集まって子どもの行く末を祈って御神酒をいただいて行事が終了します。

 

→市道(西行一方通行)へ戻り、西へ進む

→仁和寺商店街を通過し、水路が交差する十字路を左折する(誘導サインあり)

→南へ道なりに進むと正立寺に到着

→正立寺を出てもとの道に戻り、道なりに南へ進むと、左側に黒原の野神さん(誘導サインあり)がある

正立寺(黒原城内町)

正立寺山門
正立寺鐘楼

    市指定文化財である梵鐘は、高さ125cm・口径68cmで、刻まれている銘文によると宝永4年(1707)に鋳造されたことがわかります。全体的に装飾性に富み、楽器を奏でる飛天の像は見事なものです。梵鐘を懸けている鐘楼は再建されたものです。境内に植えられた松の枝振りも見事です。

黒原の野神さん

黒原の野神さんの祠と鉢かづき像

    「野(農)神」とは五穀豊穣を祈ったものですが、この地の野神は、元々村に悪霊や悪病が入るのを防ぐ神でした。先人は、村から旅に出るときと帰ってきたときに拝礼したといいます。この祠はかつて黒原の東北隅の村境にありましたが、この地に移されました。

 

→黒原城内町26番街区角の十字路を左折し、東へ直進する

→「黒原旭町西」バス停南の交差点を横断し、東へ進む

→左側に黒原旭町公園(誘導サインあり)がある

→さらに東へ直進し、600m程進むと左側に神田天満宮(誘導サインあり)がある

神田天満宮(上神田2丁目)

神田天満宮の石の鳥居その奥の本殿
神田天満宮の千年くすの太い幹

    神田天満宮の大楠は「千年くす」と呼ばれ、市内随一の古木です。樹齢は1000年前後と推定され、昭和47年3月に府指定天然記念物になりました。これまでの数回に渡る蘇生治療により樹高は低くなりましたが、幹回りの太さから風格が感じられます。

 

→神田天満宮を出て左方向(東)へ直進し、「上神田」バス停横交差点を渡る

→「上神田」バス停(路面に誘導サインあり) 前通過し、最初の角を左折する

→つきあたりを左折し、すぐ次の角を右折する(路面に誘導サインあり)

→直進すると左側に西南コミセン(神田東後遺跡)(誘導サインあり) がある

→コンビニ角の交差点(誘導サインあり)を渡り、東へ直進する

→つきあたり手前に友呂岐緑地(清水町)(誘導サインあり)入口がある

→右折して友呂岐緑地へ入り、緑地内を進む

→右側に萱島ポンプ場と神田中央公園が見えてくる

友呂岐緑地(清水町~下神田町)

友呂岐緑地清水町入口
友呂岐緑地桜

    桜木町~下神田町までの市内を南北に縦断する全長3.5キロメートルの緑地帯です。

    昭和49年に併行して流れていた「友呂岐悪水路」と「二十箇用水路」の統廃合により生じた空地を活用して、桜などをはじめ四季折々を楽しめる植栽や児童公園などを整備して、市民の憩いの場として生まれ変わりました。寝屋川市駅前の「せせらぎ親水公園」を含めて友呂岐緑地として新寝屋川八景に選ばれています。

神田中央公園(東神田37)

神田中央公園
神田中央公園ベンチと鉢かづき像

    友呂岐緑地を進むと、萱島ポンプ場に隣接する神田中央公園が見えてきます。この地では、明治40年~43年にかけて囲い堤防が築かれ、堤防内の農地の高低差をなくし、二毛作の出来る水田とするための耕地整理が行なわれました。周囲の田園風景はその名残りといえます。

 

→さらに緑地内を進み、友呂岐緑地南詰(誘導サインあり)を出て、道なりに進む

→つきあたりに京阪萱島駅(誘導サインあり)があり、右方向へ行くと線路をくぐる高架下があるので、そこから駅の南側へいく

→川の方へ向かって坂を少し上ると、萱島神社に到着(ご神木のくすのきは萱島駅のホームまで突き抜けている姿が特徴的)

→神社を出て左方向へ進み、川にかかる萱島橋を渡ってすぐを左折すると、萱島駅ロータリーに到着(誘導サインあり)

萱島駅のくすのき

萱島神社の大楠
萱島神社の鳥居と本殿

    萱島神社のクスノキは京阪電車の萱島駅の高架化に伴い駅構内に取り込まれ、プラットホームを貫く形で保存されています。高さ約20m・幹回りは約7mを測り、樹齢約700年と推定されています。近代的な建築物と「古木」とが融合したデザインはとてもユニークで、大阪府の「大阪みどりの百選」に選ばれています。また、市民により新寝屋川八景にも選ばれています。

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更新日:2025年03月12日