国史跡高宮廃寺跡保存活用計画策定事業

 高宮廃寺跡は昭和54年に行われた発掘調査の成果を受けて、昭和55年に国の史跡に指定されました。史跡指定後は史跡指定地のほとんどが神社の境内地ということもあり現状での保存が行われていました。

 寝屋川市では、史跡の将来を考える上で、今後の保存や活用について検討し「保存活用計画」を策定することとなりました。それに先立ち、過去に確認された遺構の保存状態や新たな情報を得るため、平成25年度から平成28年度までの4年間で内容確認発掘調査を行いました。

 平成29年度には発掘調査報告書を刊行しました。その後、国史跡高宮廃寺跡保存活用計画策定検討会を行い、令和3年度に保存活用計画の策定が終わりました。

• 開催日
  平成31年3月28日（木曜日）
• 内容
  • 計画についての内容確認と意見聴取
  •  策定に係る進め方、スケジュールの確認 など

第1回保存活用計画策定検討会での意見を受け、5月に史跡指定地内および周辺の現状に対する意見聴取のため、周辺の自治会や関係団体等の代表との意見交換会を行いました。

• 開催日
  令和元年9月6日（金曜日）
• 内容
  • 意見交換会の報告
  •  史跡指定地とその周辺の土地利用状況について
  •  看板等の設置物について

第2回保存活用計画策定検討会での意見を受け、1月に史跡指定地内および周辺の現状に対する意見聴取のため、周辺の自治会や関係団体等の代表との意見交換会を行いました。

• 開催日
  令和2年2月10日（月曜日）
• 内容
  • ​​​​​意見交換会の報告
  •  第2回検討会からの進捗状況について
  •  史跡高宮廃寺跡の課題の整理と基本方針について

• 開催日
  令和2年3月26日（木曜日）
• 内容
  • 「保存活用計画の対象範囲」について
  •  「構成要素の特定」について

• 開催日
  令和2年9月2日（水曜日）
• 内容
  • 策定スケジュールの再確認
  •  史跡へのルートと周辺の文化資源について（現地調査）
  •  「史跡の本質的価値」について

• 開催日
  令和2年12月9日（水曜日）
• 内容
  • これまでの議事内容のフィードバック
  •  「史跡の本質的価値」についての再検討
  •  保存（保存管理）、活用、整備、運営体制の整備の「現状・課題」について

• 開催日
  令和3年3月17日（水曜日）
• 内容
  • 現地調査
  •  保存（保存管理）、活用、整備、運営体制の「方向性・方法」について

第7回検討会後、新型コロナウィルス感染症の予防対策をとったうえで、地元関係団体への「保存活用計画」の内容説明と史跡整備に伴う要望に対する意見聴取を行いました。

・開催日

令和3年9月10日（金曜日）

・内容

・第7回検討内容のフィードバック

・整備基本計画について

第8回検討会後、地元関係団体へ「整備基本計画」の内容説明を行いました。

・開催日

令和4年1月5日（水曜日）

・内容

・第8回検討内容のフィードバック

・「運営・体制の整備」「施策の実施計画と経過観察」について

・開催日

令和4年3月2日（水曜日）

・内容

・第9回検討内容のフィードバック

「国指定史跡高宮廃寺跡保存活用計画」の承認を得る。