高宮廃寺コース
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- 問合先 文化スポーツ室
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こんもりと生い茂った森の中に開ける大杜御祖神社(おおもりみおやじんじゃ)、 その境内で白鳳時代に創建された北河内屈指の寺院の名残をみせる高宮廃寺跡。
明和から高宮にかけてのなだらかな丘陵地に展開する古代の史跡をゆっくりとめぐる散策コースです。
コース
JR寝屋川公園駅 → 埋蔵文化財資料館 → 正縁寺 → 二月堂灯籠 → 高宮廃寺跡/大杜御祖神社 → 高宮神社 → 秋玄寺 → 市民会館 → 熱田神社 → 太秦高塚古墳(新寝屋川八景) → JR寝屋川公園駅
ワンポイントガイド
高宮廃寺跡/大杜御祖神社
[所在地] 寝屋川市高宮二丁目15-1
高宮にある古代寺院跡です。式内社大杜御祖神社の境内を中心に広がっています。 金堂の前に東西2つの塔が並ぶ薬師寺式伽藍配置(がらんはいち) に復元されると考えられます。
発掘された古代の瓦から、白鳳時代(7世紀後半)に創建され、奈良時代にかけて営まれたあと、中世に一時期再建されたと推察されます。周辺に大型建物の柱穴が検出されており、 高宮廃寺の建立以前には、この丘陵に豪族の屋敷地が広がっていたと考えられます。
秋玄寺(しゅうげんじ) の十三仏板碑(じゅうさんぶついたひ)
[所在地] 寝屋川市高宮二丁目8-18
高宮にある秋玄寺の境内には、高さ111センチメートル、幅53センチメートルの船型をした十三仏板碑があります。 初七日の不動明王から三十三回忌の虚空像菩薩(こくうぞうぼさつ)までの仏事供養にそれぞれ当てられる十三の仏様が刻まれています。
更新日:2021年07月01日