椎の森コース
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- 問合先 文化スポーツ室
- 電話:072-824-1181(代表)
寝屋川市の街づくりの歴史を物語る史跡や池、神社をめぐり、壮大な歴史ロマンに思いをはせるコース。 圧巻は春日神社の境内に群生する樹齢数百年のシイの大樹。まるで市の歴史のすべてを知っているかのように、みごとに茂っています。
コース
京阪寝屋川市駅 → 住吉神社(新寝屋川八景) → 伏越樋 → 熱田神社 → 伝・秦河勝の墓 → 春日神社 → 国松の弘法井戸 → 千種庄右衛門の碑 → 八坂神社 → 京阪寝屋川市駅
ワンポイントガイド
春日神社のしいの社叢(しゃそう=神社の森)
[所在地] 寝屋川市国松町20番4号
春日神社は国松地区の氏神ですが、その境内に足を踏み入れるとびっくりします。 樹齢百年のシイの大樹が群生しているのです。 市街地のなかにあってこれほど静寂を深めているのは珍しいことといえます。 昭和56年に大阪府の天然記念物に指定されたほか、寝屋川八景にも選ばれています。
伝・秦河勝の墓(でん・はたのかわかつのはか)
[所在地] 寝屋川市川勝町2番24号
秦河勝は、聖徳太子の補佐役として6世紀から7世紀に活躍した人で、 京都太秦の広隆寺の創建者です。優秀な技術をもった渡来人・秦氏の首長で、 世阿弥の「風姿花伝 (ふうしかでん)」という本によると、 能楽の今春氏(こんぱるし)は河勝の子孫であり、謡曲は河勝から起こったとされています。
周りを住宅に囲まれた小さな竹林のなかに五輪塔が残っています。 河勝の子孫が1649年(慶安2年)に、墓塔を再建し供養したものといわれています。
更新日:2021年07月01日