D-1グランプリ2025（ディベートマッチ）

【社会的課題】

今、子どもたちは、SNS上の他者攻撃や巧妙なフェイクニュースなどが溢れるネット社会の中に生きています。そしてフィルターバブルやエコーチェンバーによるネット上の意見・思想の偏りが、人のつながりを分断しています。そうした社会の中で、子どもたちがたくましく生き抜くためには、相手の意見を尊重しながら最善解を導き出そうとする本当の対話力や、物事のメリット・デメリット両面から思考し判断する情報リテラシーを育む必要があります。

【大会概要】

寝屋川市は、子どもたちにこうした「考える力」を育むため、市立全小・中学校でディベート教育に取り組んでいます。その成果発表の場として「D-1グランプリ2025（ディベートマッチ）」を開催します。抽選会にて決定した組合せのもと、11～12月にかけて予選会、12月24日に本選を行います。

【組合せ抽選会について】

5月26日（月曜日）に、全市立小・中学校（小学校23校、中学校12校）の代表者が一堂に会し、予選会の日程や組合せ等を決定しました。その様子は各学校に生中継し、全市立小・中学校の児童・生徒が、抽選結果を画面の向こうから固唾を飲んで見守り、「エキシビジョンマッチ」では、ディベート甲子園でも活躍中の強豪校・関西創価中学校ディベート部が、全国レベルのディベートを披露しました。児童生徒の大会へ向けたモチベーションとともに、日々の学習意欲が高まる機会となりました。

【D-1グランプリ2025 今後の流れ】

≪予選会≫
全市立小中学校（小学校23校、中学校12校）の中で、抽選会で決定したブロックごとにディベートマッチ（オンライン）を実施し、勝ち上がったチームが本選へ出場します。

≪本 選≫
予選会で勝ち上がった小学校6校、中学校4校の代表チームによるディベートマッチが行われ、それぞれグランプリ校が決定されます。