インフルエンザに注意しましょう
インフルエンザはインフルエンザウイルスによっておこる感染症で、毎年11月から4月頃までが流行期です。インフルエンザは普通の風邪とは違い、小児や高齢者、免疫が低下している人が感染すると重症化することがあります。
インフルエンザに「かからない!うつらない!」ために日ごろからしっかりと手洗いや咳エチケットを心がけましょう。
インフルエンザの重症化を防ぐために、流行期よりも早めに予防接種を受けましょう。
インフルエンザとは
季節性インフルエンザは感染力が強く、感染した人の咳やくしゃみなどによって、ウイルスが飛び散り、それを吸い込むことによって感染します。感染すると、通常1~3日の潜伏期間を経て発症し、ふつうの風邪と違い、突然38度以上の熱が出たり、頭痛や関節痛、筋肉痛などの症状がでたりします。
ただし、新型コロナウイルス感染症と同様に感染しても症状がなかったり(不顕性感染)、ふつうの風邪と同じような軽い症状であったりすることもあります。感染していることに本人や周りの人も気づかないこともあるため、流行期は特に感染対策を行い、予防することは大切です。
インフルエンザを予防するポイント
外出後の手洗い
- 外出後や調理、食事の前などこまめに手洗いをしましょう。指などに付着したインフルエンザウイルスを除去するのに有効です。
- 消毒用アルコールを手全体にすりこむのも効果的です。
咳エチケット
- 咳やくしゃみが出る時は家庭内でも不織布マスクを着用しましょう。
- とっさの咳やくしゃみでマスクがないときは周囲の人と離れ、ティッシュやハンカチで口と鼻を覆いカバーしましょう。
- 鼻汁や痰などを含んだティッシュは他の人が触ることのないようにして、ごみ箱に捨てましょう。
- 鼻汁や痰に触れた可能性のある手はすぐに洗いましょう。
室内の適度な保湿
- 空気が乾燥すると、喉の防御機能が低下してインフルエンザにかかりやすくなります。加湿器や洗濯物の部屋干しなどを利用して、湿度(50から60%)を保ちましょう。
- 水分を十分補給しましょう。
十分な休養と栄養バランス
体の抵抗力を高めるため、日ごろから十分な休養とバランスのとれた食事を心がけましょう。
人ごみや繁華街への外出を避ける
インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の方、持病のある方、妊婦の方、疲労気味もしくは睡眠不足の方は、人ごみや外出を避けましょう。
流行前のワクチン接種
感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効です。
インフルエンザにかかったら
- 具合が悪ければ無理をして出かけないようにしましょう。
- マスクを着用して、早めに医療機関を受診しましょう。
- 発熱した後5日目かつ熱がさがってから2日(幼児は3日)目まで、もしくは医師から許可が出るまでは無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。
- 水分補給と睡眠を大切にし、安静に努めましょう。
啓発ツール


インフルエンザ啓発チラシ(子ども用) (PDFファイル: 5.0MB)


インフルエンザ予防啓発チラシ(大人用) (PDFファイル: 3.4MB)

インフルエンザ啓発ポスター (PDFファイル: 3.7MB)
インフルエンザ総合対策
厚生労働省より、令和5年度のインフルエンザ総合対策が示されています。
今シーズンのインフルエンザ総合対策の推進について (PDFファイル: 188.1KB)
令和6年度今シーズンのインフルエンザ総合対策について (PDFファイル: 1.3MB)
令和6年度インフルエンザQ&A (PDFファイル: 4.2MB)
毎年9月24日から9月30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です
毎年9月24日から30日までを「結核予防週間」として、結核予防に関する普及啓発などを図ってきました。
令和6年度からは、同期間を「結核・呼吸器感染症予防週間」として、結核の啓発と併せ、呼吸器感染症が例年流行する秋冬前に、マスク着用を含む咳エチケット、手洗い、換気等の基本的感染対策や予防接種の重要性等、呼吸器感染症に関する知識の普及を図ることとしています。
この機会に、結核・呼吸器感染症に関する正しい知識と対策を身に付けましょう。


関連リンク
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保健予防課(感染症担当)
〒572-0838
大阪府寝屋川市八坂町28番3号(寝屋川市保健所)
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更新日:2024年11月13日