今日から始める適塩生活
~食塩について知ることから始めましょう~
まずは、あなたの普段の食生活において、食塩をとり過ぎているかどうか下のチェック表で確認してみましょう!

チェックの数が多いほど食塩摂取量が多い食生活になっています。
食生活を見直して適塩生活を送りましょう。
なぜ適塩が必要?
適塩とは…食塩の適量摂取のことです。
食塩は、私たちが生きていく上で必要なものですが、継続的な食塩のとり過ぎは高血圧や胃がんを引き起こします。
高血圧状態が続くと、血管が傷ついて動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険が増すばかりか、腎臓病など様々な病気にかかるリスクが高くなります。
食塩のとり過ぎが招く病気

食塩のとり過ぎは様々な病気を引き起こす原因になります!
しかし、過度な減塩も危険です!特に多量の汗をかいた時などは、塩分の補給が必要になります。
1日の食塩摂取量の目標量を意識しながら、適塩生活を送りましょう!
日本人の1日の食塩摂取目標量
2020年より、1日の食塩摂取目標量が男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満に設定されました。
国民健康・栄養調査によると、日本人の1日の平均食塩摂取量は男性11.0グラム、女性9.3グラムであり、食塩をとり過ぎています!

今日からできる適塩術
簡単に実践していただける『適塩術』をご紹介します!
調理する時や食べる時に、ぜひ取り入れてみてください。
いきなり無理な減塩をすると、食事が味気なく感じてストレスがたまり、なかなか長続きしません。
無理のない程度にうまく適塩術を取り入れ、1日の食塩摂取目標量を目指しましょう!


野菜や果物を積極的に食べよう
野菜や果物などに多く含まれているカリウムには、余分なナトリウムの体外への排出を促す働きがあります。
腎臓が悪い場合はカリウムのとり過ぎに注意が必要です。医師に相談しましょう。
食べ物に含まれる食塩相当量
私たちが普段口にしている食べ物には食塩が含まれています。
食べ物に含まれる食塩相当量を知り、多く含む食べ物ばかり食べないよう、頻度や量を調節し、
1日の食塩摂取量を上手にコントロールしましょう!

栄養成分表示をチェックしよう
商品パッケージに記載されている栄養成分表示で、食塩相当量が確認できます。
買い物をする時や食べる時は、栄養成分表示を見て、食塩相当量をチェックする習慣を身につけましょう!

単位に注意しましょう!
食品の単位は1袋、1個、100グラム当たりなど、食品によって異なります。
食塩相当量をチェックする時は、単位も一緒にチェックしましょう!
管理栄養士がご相談にお応えします!
個別に適塩についてのご相談がある場合は、お気軽にお電話ください。
保健総務課 担当:管理栄養士
月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
午前9時~午後5時30分
電話:072-829-7771(直通)
更新日:2023年02月07日