適正な貯水槽水道の衛生管理について
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新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関連し、寝屋川市内の学校園、ホテル、商業施設等(飲食店等)では、貯水槽水道の使用量の減少、もしくは施設の閉鎖に伴い長期間使用を停止している場合もあると思われます。
貯水槽水道の水質管理及び衛生管理は施設管理者(使用者)が行うこととなっており、水道使用量の確認と合わせ、残留塩素濃度の確認など、衛生管理の徹底をお願いします。
対象施設
- 使用規模を縮小している施設
- 長期休業している施設
使用量の減少または長期間の使用中止からの使用再開にあたっての留意点
- 一定期間にわたり使用量が減少する場合は、貯水槽内水位を適正な量に調整してください。
(貯水槽内水量の目安:1日使用量の半分程度) - 貯水槽内に数日以上滞留している水は、残留塩素が消失しているおそれがあるため、必要に応じ残留塩素濃度を確認してください。
- 水の色、濁りに異常がなく、残留塩素が確保されている場合は、飲用として使用できます。
- 水の色、濁りに異常、または残留塩素が確保されていない場合は、飲用しないでください。飲用する場合は、貯水槽内の水を全て入れ替えてから使用してください。
- 貯水槽内の水を確認するときは、貯水槽の水抜き管または使用可能な貯水槽付近の蛇口から採水してください。
- 貯水槽内にバケツやホースなどを入れてしまうと、バケツなどの汚れにより飲用できなくなりますので、注意してください。
残留塩素濃度の確認はどうするの?
残留塩素がある水にDPD試薬を加えると、残留塩素の量に応じて桃~桃赤色に発色します。
この反応を利用して測定する方法がDPD(ジエチルパラフェニレンジアミン)法で、比色タイプの測定器や使い捨てのものがあり、発色した色と比色板の色を比較して濃度を測定します。詳しい測定方法については、取扱説明書をご確認ください。ホームセンターや通信販売等で購入できます。
なお、簡易専用水道の維持管理については、「簡易専用水道の適正な管理を!」のリーフレットをご覧ください。
更新日:2021年07月01日