平成28年11月号「野々宮旧跡碑」

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野々宮旧跡碑が建てられており、後方には緑色のフェンスが設置され住宅やアパートが写っている写真

 岡部川の堤防を降りたところに、「野々宮旧跡」の大きな自然石が鎮座しています。昭和50年に堀溝自治会と鶯関講が建立しました。碑銘は当時の府知事の書です。
 京都・嵯峨野の野々宮は、伊勢神宮に赴く斎宮が立ち寄ったところといわれ、関係が注目されます。江戸初期に「鶯の関」跡に移し、合わせて菅原道真を祭りました。
 「鶯の関」は、奈良街道の関所で、うぐいすの名所だったことから、その名があります。神社はのちに天満宮と呼ばれ、現在の大念寺が旧跡地といわれます。
 天満宮は明和4年(1767年)ごろに鶯関神社に改称されたと伝わります。変遷を経た野々宮への思いを込めて、地元の人たちが建てたのが旧跡碑です。

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更新日:2021年07月01日