令和2年7月号「赤井堤紀念碑(木屋元町)」

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堤防に建っている赤井堤紀念碑の写真

 赤井堤紀念碑は、枚方市との境の淀川堤防に立っています。背の高い碑で、明治18年6月の大洪水の翌年に大阪府知事の名で建てられました。
 淀川百年史などによると、淀川堤防が決壊して起きた大洪水では、左岸一帯の997町村で7万249戸が浸水し、27万6049人が被災しました。
 このとき、木屋村の北にあった赤井堤も約360メートルにわたって決壊したといいます。高さ約3.6メートルの碑には「家屋三十五を消失し、良田は土砂流入により壊滅した」と記されています。
 当時の新聞では、茨田・讃良郡の死者・不明者は51人に上ったといいます。紀念碑は堤防が決壊した場所に建てられ、水害の怖さを今に伝えています。

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更新日:2021年07月01日