令和元年10月号「茨田樋之跡碑(点野一丁目)」
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淀川左岸に残る唯一の樋門遺跡にあります。淀川の堤防を背にし、一帯は「茨田樋遺跡水辺公園」として整備されています。
市内にはかつて二十箇、池田、点野、仁和寺の4か所も用水樋門がありました。そのうち池田、点野、仁和寺を統合し、明治38年に設置されたのが「茨田樋」です。農業・生活用水として利用され、風景を彩りました。
昭和5年には、さらに枚方から毛馬閘門までの淀川左岸にあった8か所をまとめる合同樋門が枚方に設けられ、茨田樋は廃止されました。
碑は、その際に建立したものです。
堤防の下には堤防工事で三井地区から土砂を運んだトロッコ列車(土汽車)の跡が残っています。
更新日:2021年07月01日