令和元年6月号「山口誠太郎君功労碑(太秦元町)・北田藤十郎君功労碑(秦町)」
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タケノコは、かつて市の名産の一つでした。その振興に功績があったのが山口誠太郎、北田藤十郎両氏です。山口氏の碑は昭和9年に太秦寺近く、北田氏の碑は昭和12年に秦集会所にそれぞれ建てられました。
約200年前、江戸時代後期に太秦の人が、九州から移入した孟宗竹を秦との境界に植えたのが始まりと言われています。
山口氏の碑には、豊水筍出荷組合長として缶詰工場を新設して収益を上げたことや、各種の副業を奨励して村の発展に尽くしたことなどが記されています。
北田氏の碑には、タケノコの販路を開き、大正8年に秦出荷組合と豊水缶詰組合を設立した功績を紹介。「今ヤ竹林八十町歩年産数万円」と誇っています。
更新日:2021年07月01日