平成27年9月15日号「衫子絶間跡碑」
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「衫子絶間(ころもこのたいま)跡」碑は、太間天満宮(太間町)の境内にあります。昭和58年に氏子たちが参道を造営寄進し、記念に建てました。
仁徳天皇十一年の茨田堤築堤は大変な難工事でした。決壊して絶間と呼ばれる2箇所に神に捧げる人柱を立てることになり、茨田連衫子(まんだのむらじころもこ)ら2人が選ばれました。
1人は人柱になりましたが、衫子は「本当の神ならこの瓢(ひさご)を沈めよ」と叫んで2個のヒョウタンを川に投げ入れ、どちらも沈まなかったため助かったと伝わります。
とっさの機転で難を逃れた衫子は、太間天満宮や友呂岐神社の祭神になっています。衫子絶間は、太間天満宮の東400メートル辺りといわれます。
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更新日:2021年07月01日