平成27年9月15日号「衫子絶間跡碑」

ページID: 6987
衫子絶間跡碑が建てられ後方には大きな木や住宅が写っている写真

 「衫子絶間(ころもこのたいま)跡」碑は、太間天満宮(太間町)の境内にあります。昭和58年に氏子たちが参道を造営寄進し、記念に建てました。
 仁徳天皇十一年の茨田堤築堤は大変な難工事でした。決壊して絶間と呼ばれる2箇所に神に捧げる人柱を立てることになり、茨田連衫子(まんだのむらじころもこ)ら2人が選ばれました。
 1人は人柱になりましたが、衫子は「本当の神ならこの瓢(ひさご)を沈めよ」と叫んで2個のヒョウタンを川に投げ入れ、どちらも沈まなかったため助かったと伝わります。
 とっさの機転で難を逃れた衫子は、太間天満宮や友呂岐神社の祭神になっています。衫子絶間は、太間天満宮の東400メートル辺りといわれます。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

企画三課
〒572-8555
大阪府寝屋川市本町1番1号(市役所本館2階)
電話:072-813-1146
ファックス:072-825-0761
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2021年07月01日