平成26年7月1日号「小西甚平塋」

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小西甚平塋の石碑の写真

西方寺鐘楼前の碑は、燈油村(当時)の戸長で教育に功績のあった小西甚平氏をたたえ、明治17年に建てられました。「塋(エイ)」は墓や塚を意味します。
裏面には「終請官購官林数畝(終に官に請いて官林数畝を購う)」とあり、氏の奔走で官有林数畝の払い下げを受け、それを基に明治16年に燈油小学校を建設したことが記されています。
燈油小学校は国守神社の近くに建てられました。当時としてはモダンな尖塔のある校舎で、分校になったりしながら大正10年まで存続しました。
碑文には「故録其事于石以伝之于不朽(故にそのことを石に録し、以てこれを不朽に伝う)」とあり、碑そのもののもつ意味を端的に表しています。

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更新日:2021年07月01日