平成26年5月1日号「千種庄右衛門彰徳之碑」

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千種庄右衛門彰徳之碑が建てられている写真

「千種庄右衛門彰徳之碑(ちぐさしょううえもんしょうとくのひ)」は、寝屋川と南前川の合流付近にあります。その昔「伏越樋(ふせこしのひ)」があった辺りで、有志が昭和40年に建てました。
江戸時代、幕府領だった国松村(国松町一帯)は、水はけの悪い土地でした。雨が降ると浸水、日照りには水不足になり、「国松の焼豆腐」といわれました。
見かねた役人の千種庄右衛門は、寝屋川の川底に伏越樋を計画。苦難の末、1724年(享保9年)、排水を友呂岐悪水路に落とすことに成功しました。
その後、下流の村と樋をめぐって紛糾し、庄右衛門は自害したといわれます。
庄右衛門は、幕府の新田開発を担当した千種清右衛門のことではないかという説もあります。

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更新日:2021年07月01日