令和2年2月号 「小学生からの夢かなった」福岡ソフトバンクホークス 伊藤大将さん(18歳)

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ソフトバンクのユニフォームを着た伊藤大将さんの写真
スーツ姿で満面の笑顔で写っている伊藤大将さんの写真

インタビュー 「小学生からの夢かなった」

福岡ソフトバンクホークス 伊藤(いとう)大将(だいすけ)さん

 走攻守三拍子そろったプレーを評価され、昨年のプロ野球・育成選手ドラフト会議(育成ドラフト)で3位で指名された寝屋川市出身の伊藤大将さん(18歳)。小さい頃からの夢をかなえ、本拠地の福岡で第1歩を踏み出したプロ選手としての意気込みなどを聞きました。

プロを夢見て青森の高校へ。野球との出会いは

 軟式社会人野球チームで監督兼選手としてプレーしていた父親の影響もあり、3歳の頃からボールやグローブに触れていました。成美小学校2年生のとき、同級生のお兄さんに誘われて硬式野球チームに入り、「野球をするからにはプロで」と考えるようになったのも、この頃からです。
 5年生のときに選抜高校野球大会でたまたま青森の八戸学院光星高校の試合を観戦。格好いいユニホームやプレーに「光星に行けたらいいな」と思うようになりました。第九中学校のとき、所属していた寝屋川中央リトルシニアの試合を八戸学院光星の担当者が見ていたそうです。高校からの誘いに両親も「行って来なさい」と賛成してくれて迷うこともなく青森へ行くことを決めました。

1年生からベンチ入りし、二塁手で活躍。3季連続で甲子園にも出場しました

 野球部員は約100人。1年生の秋、自信があった打撃ではなく内野の守備を買われ、ベンチに入る20人の一人に選ばれました。甲子園には2年生の夏から3季連続で出場しました。
 ただ「自分が打っていれば」という場面がたくさんあり、プロへの思いを一旦封印したときもありました。しかし、監督から「それでいいのか。(青森へ)何をしに来たんや」と諭されて思い直しました。
 自主性を重んじる光星の野球部は楽しい雰囲気の中にも厳しさがありました。いろいろな人に支えられた3年間で感謝しかありません。

育成3位指名に「ホッとしました」。目指す選手は

 ドラフト会議当日は不安でいっぱいでした。名前が呼ばれた時は夢がかなったうれしさと同時にホッとしました。
 期待されているのは、ショートを守れる右打者です。プロの世界では、こちらから聞かないと何も教えてくれないといいます。自分は関西人なので積極的にいろんな人と話をして勉強し、ここ一番のチャンスにしっかり打てるオールラウンドプレーヤーになりたい。
 目下の目標は、一軍の公式戦に出場できる支配下登録選手(70人枠)になること。同じ育成からスタートし活躍する内野手の牧原大成選手を目指し、一日も早く支配下選手に登録されるように頑張ります。

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更新日:2021年07月01日