平成29年12月号「市民文化祭」

 11月3日から3日間、市総合センターで市民文化祭が行われました。昭和26年から続く歴史ある催しで、毎年、文化の日を中心に市民の作品展、芸能祭、演芸祭、音楽祭や茶会などを行っています。

 開会式典では市の新マスコット・キャラクターの紹介がありました。市の木である桜の花びらの衣装をまとった男の子で、名前は「ねや丸くん」。＜ねや川＞と＜はな丸＞にちなんだそうです。式典後は、はちかづきちゃんと一緒に会場を訪れた市民に写真を撮ってもらったりして触れ合っていました。お茶目なポーズをとる度に場が和やかになりました。これから2人には、市を大いに盛り上げてもらいたいです。
 作品展では、俳画、写真、生け花などの展示があり、どれも見た人をうならせる力作ぞろいでした。その中で私が特に興味をひかれたのは、ちぎり絵です。繊細なラインも全てちぎり絵で表現していて、遠目で見ると和紙とは気付かないほど精巧でした。遠く離れて見たり近付いて見たりと、その素晴らしい出来栄えに感心しました。私も機会があれば、ちぎり絵をやってみたいです。
 また、和太鼓や獅子舞、民踊などの発表も迫力があり、日頃の練習の成果を感じることができました。発表が一つ終わるごとに大きな拍手が起こっていました。
 ほかにも華道や琴の体験コーナーもあり、芸術の秋にふさわしいイベントだと感じました。
 この文化祭が、文化や芸術の力で、市民の皆さんを盛り上げていくことを期待します。