平成29年8月号「環境フェア」

 6月11日、市立中央小学校で「環境フェア」が行われました。テーマは「『みどり・水・くらし』を考える」で、知っているようで実は知らない身の回りの「環境」について、理解を深めていくことが目的です。
 会場内は、家計簿手帳の書き方、牛乳パック工作など、日々の暮らしを中心とした「くらしのゾーン」。このイベントの目玉の一つである、苗の無料配布や、緑豊かな写真の展示、盆栽展など緑の自然環境を中心とした「みどりのゾーン」。水の飲み比べができる利き水体験や、実際に使われている給水車での水くみ体験、水道についての質問コーナーなど、水を中心とする「水環境ゾーン」。そして、府立大学工業高等専門学校や寝屋川更生保護女性会といったいろいろな企業・団体による環境についての展示や質問受付などの「環境のゾーン」の4つに分かれていました。
 ブースのほか、会場の中心ではリサイクルマーケット「寝屋川エコの市」が開催されていました。これは市民の皆さんが中心となり、いらなくなった物を捨てずに新しく使ってもらう人に売り、ごみの減量を促すというものでした。子どもも楽しんで店番をしたり、市民同士の交流につながったりと、リサイクル以外にも多くのメリットが感じられました。
 イベント全体を見て、大人だけでなく、子どもも楽しみながら「環境」について考えることのできる、非常に良い機会だったと思います。来年も更に良いイベントとなることを期待します。