令和6年1月号 農業まつり
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学生自身が自ら市の事業を取材し、感じたことや思ったことをレポートしています。今回は、高校2年生の馬場 葵さん＝写真＝による「農業まつり」です。
11月18日、打上川治水緑地で開催された第41回農業まつりを取材しました。
みなさん、「農業まつり」を知っていますか。農業まつりは、市内農家が育てた安全・安心な農作物の販売をとおして市民の農業への理解を深め、農業振興を推進することを目的として開催されています。私は今回初めて参加しましたが、会場に並んでいる新鮮な野菜や生花、米粉パンなどがとても魅力的でした。
今年の農業まつりは天候に恵まれなかったにも関わらず、朝早くから約2000人が会場を訪れたそうです。寒い季節ということもあり新鮮で大きな大根がよく売れていました。
農業まつりでは農作物の販売以外にも「おうちで野菜を育てよう」と題した、こども体験イベントも開催されました。これは、市内の生産者が子どもに野菜の栽培方法を指導。植え付けしたプランターを持ち帰り、自宅で育てて、食べることができます。このように農作業を体験したり、自分で育てた作物を自分で食べたりする喜びを知ることは、農業の大切さや農作物の価値について学ぶ良い機会になると思いました。
近年では、国産外国産を問わずいろいろな農作物が値上がりしています。そんな中、新鮮で安全・安心な野菜や果物を手頃な価格で購入できるこの農業まつりは、市の農業を活性化させ、地産地消を促す素敵なイベントだなと感じました。
農産物の販売の様子
更新日：2023年12月22日