令和5年10月号 家庭教育サポートチーム

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学生自身が自ら市の事業を取材し、感じたことや思ったことをレポートしています。

今回は、大学4年生の酒井玲奈さん=写真=による「家庭教育サポートチーム」です。

酒井さん
げた箱の靴を見て登校状況を 確認する家庭教育サポーター

げた箱の靴を見て登校状況を
確認する家庭教育サポーター

8月28日、「家庭教育サポートチーム」について担当課職員に取材をしました。平成15年度に開始したこの事業は、家庭教育サポーターを市内24小学校に派遣し、学校と連携して家庭教育を支援するというものです。

サポーターは週3日、朝の登校児童の見守りから給食終わりまでの活動時間の中で、授業中や休み時間、給食の時間の児童の様子を見守っています。支援が必要な家庭には、児童の登校の付き添いや、家庭訪問などを行っており、夏季休業中には、小学校1年生がいる家庭に電話連絡をし、児童の様子を把握したり、保護者の相談に乗ったりすることもあります。また、サポーターが家庭と学校の両者をつなぐ役割をしています。サポーターは子育てを終えた人や元教員などが務めており、中には事業開始当初から活動を続けている人もいます。

取材を通して、市にはきめ細やかな家庭教育の支援体制があり、児童も保護者も安心できる環境があることを知りました。実際、令和3年度には家庭教育サポートチームの活動が評価され、文部科学大臣表彰を受賞しています。

サポーターは児童にとって教職員よりも近い存在であるため、児童一人ひとりの変化に気づきやすく、個別かつ早期の支援ができると思いました。また、保護者も不安、悩みを気軽に相談できるため、子育てに対する負担感が減らせると感じました。困っていることがあるときは、頼りになるサポーターに声をかけてみてはいかがでしょうか。

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更新日:2023年09月26日