令和5年8月号 「環境フェア」
学生レポーターが自ら市の事業を取材し、感じたことや思ったことをレポートしています。
今回の担当レポーターは、高校3年生の出水香凛さん=写真=です。
「環境フェア」の様子
6月11日、市立中央小学校で行われた「環境フェア」を取材しました。今年で5回目の開催となった当日は雨が降っていましたが、子どもから高齢の人まで多くの市民が訪れていました。
当日は「『みどり・水・くらし』を考える」をテーマに、環境についての理解を深めるいろいろな企画が催されました。ごみ収集作業体験、給水車で水くみ体験、水質簡易検査体験には小さな子どもも積極的に参加していて、雨にも負けない頼もしい姿でした。
「美しいまちづくり表彰式」では、広瀬市長の話の中にあった、まち全体の環境美化への取り組みが体感治安の改善につながるという話が印象に残りました。落書きやタバコのポイ捨てなどは環境に負担を与え、まちの景観が損なわれてしまいます。私たち一人一人の環境に対する意識は、全ての世代が安心して健やかに暮らしていける、より良いまちづくりと深く関わっているのだと気づかされました。
「環境」という言葉を聞くと、SDGsや地球温暖化問題が連想されるように大きな規模で考えてしまい、なかなか実感が湧かないと感じる人もいるかもしれません。今回の取材を通して、「環境」は私たちが安心して暮らしている何気ない日々の中にこそあり、あらゆる角度から捉えアプローチしていくことができるのだと感じました。
私は緑豊かな自然環境が暮らしのそばにある寝屋川市が大好きです。長年に渡り地域の美化清掃に取り組んでいる人への感謝の気持ちを忘れずに、「Think Globally, Act Locally（地球規模で考え、足元から行動しよう）」の心で自分ができることに取り組んでいきたいと思います。
更新日：2023年07月26日