令和4年11月号 「多胎児家庭支援」

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学生自身が市の窓口などを直接訪問し、その事業について感じたことや思ったことをレポートしています。
今回は、常翔啓光学園高校2年生の内藤萌々香さん=写真=による「多胎児家庭支援事業」です。

常翔啓光学園高校2年生の内藤萌々香さんの顔写真

多胎児家庭交流会

10月11日に市立保健福祉センターで「多胎児家庭支援事業」について市の職員に取材を行いました。この事業は、双子や三つ子などの多胎児を持つ家庭が安心して出産や育児を行えるよう、「タクシー乗車券の交付」「多胎児家庭交流会」「妊婦健康診査の費用助成」「MY CITY 助産師による訪問指導」の4つの施策で、子育てにおける不安感や悩みを軽減させるものです。

私が取材する中で一番印象に残ったのは、多胎児家庭交流会です。交流会には子育て応援リーダーという育児のプロがいるので、安心して子どもを預けることができ、お母さんたちは「2人同時に寝かせるにはどうしたらいいの?」など、多胎児を持つ家庭ならではの悩みを経験者の人に相談することができます。利用した人は「悩みが解決して心が軽くなった」「大変さを共有できる仲間ができてうれしい」など、笑顔になって帰って行くと職員は話していました。

私はこの取材をするまでは、妊娠するとお金がかかる、子育ては苦労の連続という印象があり、不安感を抱いていました。しかし、市には4つの施策に加え、子育てで忙しく忘れがちな予防接種などのスケジュール管理ができ、子育てに関するイベント情報を受け取れる「ねや CoCo アプリ」もあるため、安心して出産、子育てができると分かり、将来子育てをするのが楽しみになりました。この記事をとおして交流会に参加する人が増え、育児を楽しいと思える人が多くなってほしいと思います。

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更新日:2023年02月24日