令和4年3月号 「中学校給食」

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学生自身が市の窓口などを直接訪問し、その事業について感じたことや思ったことをレポートしています。
今回は、同志社大学2年生の伊藤 綾香さん=写真=による「中学校給食」です。

同志社大学2年生の伊藤綾香さんの顔写真
実際の中学校給食

1月20日、中学校給食について市の職員に話を聞きました。
市の中学校給食は、子どもたちが栄養バランスをしっかり取れるように、平成25年1月に導入されました。
調理された給食を各中学校に配送し、お弁当形式で提供します。この方法によって、中学校給食をスピーディーに実現しました。その一方で、学校給食衛生管理の観点から主菜と副菜を低温で保温する必要があり、「冷たくておいしくない」という意見もありました。
この課題を解決するため、令和元年から、主菜を保温食缶という保温性の高い容器に入れて配送する方法をとりました。保温食缶を教室に運び、各教室で弁当箱に温かいまま取り分けることが可能になりました。
市の中学校給食は、おかずの品数が4〜5種と他市の2~3種に比べ多く、食物アレルギーについても全国的には珍しい代替食や除去食対応をしています。そのため、「温かい給食」を実現する上で、このような市独自の魅力と、温かい状態での提供が難しいおかずを含めた献立の栄養バランスとの両立を図ることが難しかったそうです。
また学校給食についてのアンケートだけでなく、毎日の給食の味やメニューに関する意見も積極的に取り入れているそうで、「日々改善」と話していたのが印象的でした。市民の要望に迅速に対応する秘訣は、このような前向きな気持ちにあるのだと感じました。
取材を通して、「いかに子どもたちに喜んでもらえるか」ということを第一に考えているかが伝わりました。この気持ちが給食を通じて子どもたちにも伝わるとうれしいです。市の子どもたちがより温かく、おいしい給食を食べ、日々を活動的に過ごしてくれることを願っています。

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更新日:2022年02月22日