令和3年10月号 「With Books事業(HOPステージ)」

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学生自身が市の窓口などを直接訪問し、その事業について感じたことや思ったことをレポートしています。
今回は、大阪市立高校1年生の佐々木 希さん=写真=による「With Books事業(HOPステージ)」です。

大阪市立高校1年生の佐々木 希さんの顔写真
本を手に持つ佐々木さん

8月5日に市立保健福祉センターで「With Books事業(HOPステージ)」についての取材を行いました。
この事業は0歳から3歳のそれぞれの時期にふさわしい絵本をBookリストの中から保護者が4冊選び、市がプレゼントするというものです。読み聞かせをとおして、親子の愛着形成と子どもが豊かな言葉や表現を身に付けるとともに、就学前教育の充実を図るため、令和3年7月1日から始まりました。該当する親子のほとんどが、この事業を利用しています。Bookリストは、市の図書館司書や子どもの読書を推進する団体の人などが選書した絵本で構成されています。
保護者が希望した絵本は、市職員が手作業で丁寧にラッピングしています。子どもたちを思うたくさんの人によって、親子の元まで絵本が届いていることを知り、心が温かくなりました。絵本が届いた保護者から市へ感謝の電話もあったようで、担当者は「そんな声がとても励みになります」と話していたのが印象的でした。
高校生になった今、保護者に読み聞かせをしてもらえるのは幼いときだけの大切な時間だったということに気付かされます。幼い頃に絵本を読んでもらった思い出は、子どもたちの中に色濃く残るのではないでしょうか。
親子の絆を深め、絵本で楽しみながら学ぶことで教育の土台も作るという寝屋川市の「With Books事業」という取り組みが、これから育っていく子どもたちにとって重要な役割を担っていると感じました。末長くこの事業が続いてほしいと願っています。

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更新日:2021年09月24日