令和3年3月号「子どもの健やかな成長のための受動喫煙防止条例」

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 学生自身が市の窓口などを直接訪問し、その事業について感じたことや思ったことをレポートしています。
 今回は、京都女子高校1年生の木村美月さん=写真=による「子どもの健やかな成長のための受動喫煙防止条例」です。

笑顔で写っている木村美月さんの写真

木村  美月さん

路上喫煙禁止区域の地図が書かれた看板の写真

看板

 私は、市の受動喫煙に対する取り組みについて取材しました。
受動喫煙とは、本人がたばこを吸っていなくても、周りの人が吸っているたばこから立ちのぼる煙や、その人が吐き出す煙を吸い込んでしまうことをいいます。受動喫煙は多くの健康被害を引き起こし、特に大人の喫煙が子どもの成長に悪影響を及ぼすこともあります。
 市では、令和2年10月1日に「寝屋川市子どもの健やかな成長のための受動喫煙防止条例」が施行されました。子どもの健康を受動喫煙の悪影響から守るために、学校に隣接する道路や公園などの子どもの周囲での喫煙が制限されるほか、市内4駅周辺が路上喫煙禁止区域に指定されました。
 市では路上喫煙禁止区域で定期的に巡回啓発をしており、この啓発を始めてから1~2か月で路上喫煙者が大幅に減った区域もあったそうです。路上喫煙禁止区域には看板と路面シール=写真=が目印として設けられ、私も最寄り駅周辺で見つけました。
 誤解してはいけないのは、この条例は喫煙を禁止するものではないということです。あくまでも、ルールを守ることで子どもを受動喫煙の悪影響から守るとともに、受動喫煙や禁煙について、考えるきっかけになってほしいということが市の願いだそうです。

 私はこの取材を通して、市が子どもの成長のためにたくさんの取り組みをしていることを知ることができて良かったです。また、家庭や学校などで、大人だけでなく子どもにも受動喫煙の悪影響について関心を持ってもらいたいと思います。

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更新日:2021年07月01日