令和2年11月号『食育推進事業「塩対応」』

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 学生自身が市の窓口などを直接訪問し、その事業について感じたことや思ったことをレポートしています。
 今回は、天理大学4年生城間小桃さん=写真=による『食育推進事業「塩対応」』です。

笑顔で写っている城間小桃さんの写真

城間 小桃さん

塩分濃度の測定を行っている女性3名の写真

塩分濃度の測定

 9月11日、市立保健福祉センターで1回目の食育推進教室「食選科」が開かれました。テーマは「塩対応」。教室には10人ほどの市民が参加し、講義内容のメモを取ったり、気になったことを質問したりするなど、夏の暑さに負けないぐらいの熱い思いが感じられました。

 内容は講義だけではなく、参加した皆さんが持ち寄った、普段家で飲んでいる汁物の塩分濃度を測定したり、顆粒出汁と天然出汁の飲み比べをしたり、自宅での今後1か月間の適塩目標を立てたりといった、実際に体験して学べるような内容もあり、さらに理解しやすくなっていると思いました。参加した皆さんも、「意外と普段から減塩できていた」、「好物のカップ麺は食塩が多いので極力控える」など、普段だとなかなか気付けない発見をしていました。

 教室には、フードモデルと一緒に、その食品に含まれる量と同じ量の食塩が入った試験管が展示されていて、普段の食事にどれくらいの食塩が含まれているか目に見えて分かるようになっていました。管理栄養士さんに試験管について聞くと、なんと食塩は手作業で計って入れたそうです。思いの込められた展示品は参加した皆さんからも「分かりやすい」と大好評でした。

 食は元気の源だと、改めて感じることができました。今後も食を通して市民の皆さんがさらに元気になることを願っています。

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更新日:2021年07月01日