令和2年9月号「寝屋川方式」

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 学生自身が市の窓口などを直接訪問し、その事業について感じたことや思ったことをレポートしています。
 今回は、同志社大学3年生の梶大夢さんによる「寝屋川方式」です。

笑顔で写っている梶 大夢さんの写真

梶 大夢さん

 8月6日、市総合教育研修センターで「寝屋川方式」の教育の最前線に立っている教育委員会の職員に取材しました。
 現在市では、教育改革を実施し、「寝屋川だから学べる」を基本理念とし、特色ある教育「寝屋川方式」の確立を目指しています。寝屋川方式では、一段目として、ディベート教育や道徳教育で「考える力」を養うことを基盤とし、二段目として、秋田県の学習方法と寝屋川市の教育と融合させた寝屋川方式の学習法による学習習慣の定着を図ります。その上に子どもたちの学力、体力の向上を図るという三段方式で「考える力を身に付けた、たくましく生き抜く子」の育成を目指しています。
 改革についてたくさん教えてもらいましたが、少しでも市の教育を良くしたいという熱意が伝わってきました。中でも「寝屋川市の義務教育全体の質の向上を図っていくことで、子どもたちの「生き抜く力」を一層高めていくことを目指す」と言っていたのが印象に残りました。
 市内の子どもたちの学力、体力は確実に向上しているとのことです。それでも改革を行うには、技術革新やグローバル化の波が激しい現代を生き抜く子を育て、市から世界に羽ばたく人材を輩出したいとの考えがあるからだと、先の発言からも感じました。
 取材を通じて、市や教育委員会が子どもたちのために大きな期待を持ち、施策を行っていることが分かりました。今度は、大人たちの期待に子どもたちが応える番です。寝屋川方式の教育を受けた子どもたちが市から世界に羽ばたき社会に貢献することを期待します。

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更新日:2021年07月01日